こんにちは!
学生スタッフのたむりゅーです。
sprinGでは、大学生の運営スタッフのスキルアップ・情報共有を目的として、月に1回学生研修と称して「ケース会議」を開催しています(9月の記事はこちらからご覧ください)。「ケース会議」は各回の担当者がsprinGで子どもたちと関わる上で、悩んでいることを持ち寄り、運営の精神科医・佐藤を交えて意見交換を行う、というものです。
10月の会議では、「個別プランにおける困り事を共有しよう」というテーマで行いました。
その前に、個別プランとは、お子様が、ご自身と相性の良さそうな大学生スタッフをメンターとして、選んで、1対1の形式で活動していくものです。月2回プランと月4回プランがあります。
内容は、お話だけでなく、一緒にゲームをしたり、英語の勉強や量子力学について話したりもします…!
かなり自由度が高い個別プランですが、それゆえに、出てくる困りごともあることが、今回の学生研修で浮き彫りになりました。
今回、話し合った議題は、以下の通りです。
①時間は測って行っているか
②話題はなくならないのか
③どこまで学習支援をしているのか
①は、学生によって異なることがわかりました。
個別プランの時間は、45分が基本ですが、話す内容や、大学生が初回の時間を何分にするかで、変わってきてしまいます。
最終的には、お子様が楽しめる時間と大学生の負担になりすぎない時間の二つの間で、バランスをとって行なうことが望ましい、というような形になりました。
※原則45分ですので守っていただけると嬉しいのですが、お子様が話したいことで盛り上がってしまう時には無理に中断をしないようにしています。
②は、個別プランを持っている大学生が一度は、感じるようなものでした。
しかし、話題がない、ということが話題の一つになるという意見もありました。
ちなみに、私は、「今日は何してた?」「今週は何してた?」など、直近の出来事について聞いてお話を広げることが多いです。
③では、個別プランの中で、英語の学習をしているお子様の例が挙げられました。
こちらについても①と同様なものでした。
これらの話題を通じて、お子様がリラックスできる時間を確保することを第一にしつつも、大学生自身も学びながら大切にして、進めていくことが重要だと、改めて認識しました。
そして、今回も最後に、大学生の交流を目的に、かたろ〜じぇを行いました!
普段できる〜むの前後でしか、話す機会がない大学生ですが、このような場で今後も交流を図っていきたいと思います!
特に個別メンターの話では、大学生それぞれが担当の子に寄り添った接し方をしていました。エピソードを深堀してみると、学習の進捗をみている大学生や子どもの好きなことについてたくさん質問する大学生、反対に子どもから大学数学の質問を受ける大学生…などバリエーション豊富でした。活動全体を振り返り、そしてお互いがどんな活動をしているか確認する良い機会となりました。
引き続き、sprinGでの支援をより充実したものにし、お子様や保護者様にとってより良い場所となるように研修を実施していきます。
以下のプロジェクトページでは、保護者支援や対面でのイベントなど、「できる〜む」以外に ギフテッドプロジェクト sprinGが取り組んでいる活動について紹介しています。
今後ともギフテッド特性を持つ子どもたち、そして保護者の方々の更なるサポートに努めてまいりますので、ぜひご注目いただけましたら幸いです。
sprinGでは、ギフテッド傾向があり、その特性ゆえに学校に馴染むことが難しい小・中学生やその保護者に向けた居場所づくりを行っています。活動を応援してくださる方を募集しています。大学生スタッフの人件費、子ども向けイベント開催時の会場費、保険加入費等に活用させていただき、活動の継続・発展に責任をもって取り組んでまいります。
詳しくはこちらをご覧ください。
最後に、ギフテッドプロジェクトsprinGは、今年度以下の補助・助成を受けて活動しております。いただいた期待に応えられるよう、一人でも多くの方に充実した支援を届けてまいりますので引き続きご注目ください。