【学生研修実施】こんな時どうする?お悩み共有会 #8

こんにちは!事務局スタッフのうっしーです!

sprinGでは、大学生の運営スタッフのスキルアップ・情報共有を目的として、月に1回学生研修と称して「ケース会議」を開催しています(8月の記事はこちらからご覧ください)。「ケース会議」は各回の担当者がsprinGで子どもたちと関わる上で、悩んでいることを持ち寄り、運営の精神科医・佐藤を交えて意見交換を行う、というものです。

9月の会議では、「活動の原点と現状をもう一度振り返りと確認をしてみよう!」ということで、運営の佐藤と私でsprinG発足の経緯と活動全体像について発表いたしました。

今回の議題は、こちらです。

sprinGが発足した経緯とは?

運営の精神科医・佐藤は、強いうつ状態を示すギフテッド傾向のある子どもたちに出会いました。感受性が高すぎるが故に、学校・社会での生きづらさを強く感じすぎてしまう彼らの様子を見て、支援を始めようと考えました。

加えて、ギフテッド児を持つ保護者もまた、周囲への相談のしにくさや不適応を起こしたときの子育ての困難さを抱えていました。子どもたちやその保護者の困難さに寄り添える居場所を作るため、教育に関心のある大学生が多く所属するROJEで当プロジェクトを立ち上げました。

「spring」とは跳ねる、春、泉、原動力などの意味を持つ英単語です。

このプロジェクトが子どもたちの原動力の一部となり、思い思いに飛び跳ね、そして関心や考えの泉になれるようにという思いを込めました。「G」はギフテッド(gifted)を表し、彼らの特性に応じた支援を提供することを目標に掲げ、「sprinG」と名づけました。

今回は7人の学生と佐藤先生が参加しました?

活動の全体像と大学生による活動報告の共有

sprinGでは、子どもや保護者、教職員と様々なサービスを展開しています。大学生のスタッフには、それぞれ役割を分担して活動してもらっています。したがって、お互いに知っている部分とそうでない活動があります。もちろん、同じ活動をしていても普段の振り返りでは共有しきれない部分があります。今回は、プロジェクトの全体像をもう一度把握してもらった後、大学生同士で自身の活動について共有してもらいました。

特に個別メンターの話では、大学生それぞれが担当の子に寄り添った接し方をしていました。エピソードを深堀してみると、学習の進捗をみている大学生や子どもの好きなことについてたくさん質問する大学生、反対に子どもから大学数学の質問を受ける大学生…などバリエーション豊富でした。活動全体を振り返り、そしてお互いがどんな活動をしているか確認する良い機会となりました。
引き続き、sprinGでの支援をより充実したものにし、お子様や保護者様にとってより良い場所となるように研修を実施していきます。

以下のプロジェクトページでは、保護者支援や対面でのイベントなど、「できる〜む」以外に ギフテッドプロジェクト sprinGが取り組んでいる活動について紹介しています。

今後ともギフテッド特性を持つ子どもたち、そして保護者の方々の更なるサポートに努めてまいりますので、ぜひご注目いただけましたら幸いです。

sprinGでは、ギフテッド傾向があり、その特性ゆえに学校に馴染むことが難しい小・中学生やその保護者に向けた居場所づくりを行っています。活動を応援してくださる方を募集しています。大学生スタッフの人件費、子ども向けイベント開催時の会場費、保険加入費等に活用させていただき、活動の継続・発展に責任をもって取り組んでまいります。

詳しくはこちらをご覧ください。

最後に、ギフテッドプロジェクトsprinGは、今年度以下の補助・助成を受けて活動しております。いただいた期待に応えられるよう、一人でも多くの方に充実した支援を届けてまいりますので引き続きご注目ください。

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