【学生研修実施】こんな時どうする?お悩み共有会 #12

こんにちは!事務局スタッフのうっしーです!

sprinGでは、大学生の運営スタッフのスキルアップ・情報共有を目的として、月に1回学生研修と称して「ケース会議」を開催しています(12月の記事はこちらからご覧ください)。「ケース会議」は各回の担当者がsprinGで子どもたちと関わる上で、悩んでいることを持ち寄り、運営の精神科医・佐藤を交えて意見交換を行う、というものです。

1月の会議のテーマはこちらです。

「対面イベントの案について考えよう」

私たちsprinGは、過去2年間で10回の対面イベントを実施してきました。イベント内容は様々で、大きな教室を借りて工作やお絵描き、ボードゲームを楽しんだり、学祭でチョコバナナ屋さんを出店したり、博物館ツアーをしたりしてきました。普段はオンライン中心に活動しているため、こうした対面イベントは体験及び交流の場となっており、子どもたちや保護者の方々からも嬉しいお声をいただいております。そして今年は、そのイベントの回数を増やすことを目標にし、コンテンツもバラエティ豊かにしたいと考えています。

(過去の対面イベントの詳細はこちらをご覧ください。)

そこで、今回は「どんな内容のイベントにするか・したいか」というアイディアをスタッフ同士で出し合いました。2グループに分かれてアイディアを検討したので、紹介します。

①のグループでは、大学の学祭を巡るというアイディアが出されていました。学生からは、関東や関西には個性豊かな多くの大学があり、sprinGの子どもたちと学祭を巡ったら楽しそうという声が挙がりました。

さらに、対象の年齢を絞ったイベントを開催してもおもしろいという案が出ていました。例えば、中学生を対象としておしゃべりしながらゲームをしてみるのはどうかという意見がありました。
(これは2月に実現します…!)

別の学生からは、他の団体とコラボして、出張授業をしてもらうといったアイディアも出ました。出張授業の案には、物理実験や星の授業などが検討されていました。

②のグループでは、室内や屋外で楽しめるコンテンツはないかという議論がされていました。ボールを使ったポートボールや鳥かごなどといった遊びのほかに、宝探しゲームという案が挙げられました。料理づくりという案が出されたときは、包丁などの器具を使わず作れるお菓子やジュースといったアイディアを検討していました。

また、体験ツアーとしてプラネタリウムや科学館に行くのはどうかというアイディアがありました。①のグループで挙げられたように出張授業と体験ツアーを組み合わせてもおもしろいのではという意見もありました。

今回の学生研修では、今までsprinGでは実施してこなかったイベント内容について検討することができました。特に、宝探しゲームは年齢関係なく楽しむことができ、体も動かせるため、非常に良いアイディアだと感じました。また、他団体とコラボして主張授業などのイベントを実施するという案も興味深いと思いました。

これらのアイディアを参考に、今年はイベント回数の増加とコンテンツの充実を目標にチャレンジしていきたいと思います。

以下のプロジェクトページでは、ギフテッドプロジェクトsprinGが取り組んでいるその他の保護者の方向けの支援などもご紹介しています。

今後とも、学校に馴染みづらく困難を抱えているギフテッドの子どもやご家族の役に立てる活動の実践と、今回のような形での研究発表等に努めてまいりますので、ぜひご注目いただけましたら幸いです。

最後に、ギフテッドプロジェクトsprinGは、今年度以下の補助・助成を受けて活動しております。いただいた期待に応えられるよう、一人でも多くの方に充実した支援を届けてまいります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!