「『先生、明日も来てくれる?』子どもの言葉が力になった」|現地で居場所支援に取り組む学生スタッフの声④

ROJEでは、令和6年能登半島地震で被災した子どもの支援として、石川県七尾市に毎日居場所を開放しています。

活動を今後も継続していくために、ご寄付の募集も行わせていただいておりますので、何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。

寄付でのご支援はこちらから▶https://giveone.net/supporter/project_display.html?project_id=20507#

今回は、1月31日~2月3日に、子どもと関わるスタッフとして活動した大学1年生の丸山和音さんによるレポートです。

活動の様子と感じた想い

居場所では、未就学児から中学生までの子どもたちと時間を共にしました。

子どもたちそれぞれが自分の好きなことをできる環境をつくり、一緒に遊ぶことが活動の中心です。カードゲームで遊んだり、追いかけっこをしたりなど、子どもたちの希望をもとにいろいろな遊びをしました。

よく見ると、中学生の子が小さい子たちをまとめていたり、未就学の子が初めて来た子の手を引いて輪に入れてくれていたり、子どもたち同士が助け合う姿があり、これには私たちボランティアも頑張らなくちゃと元気をもらいました。

実は、大学生が行って本当に現地の方々の力になれるのか悩んだこともありました。

しかし、ある日の帰り際に「先生、明日も来てくれる?」と話しかけてくれた子がいました。その言葉を聞いたとき、自分もこの子にとって居心地の良い環境をつくる役に立てたのかなと感じ、自分を必要としてくれている子がいる限り精一杯頑張ろうと思いました。

スタッフとして関わった中で、ここを安心できる居場所だと思ってくれる子をひとりでも増やせていたら嬉しいです。

活動へのご寄付のお願い

居場所の中では、子どもたちが楽しそうに過ごす様子を見ることができます。しかし、急に環境が変わったことに少なからずストレスを抱えているはずです。

現地では、ライフラインの復旧も遅れており、まだまだハード面の支援も必要な状況ですが、被災から1か月以上が経つ中で、子どもたちに寄り添い、心を穏やかにするための居場所支援の必要性がますます高まってきていると感じます。

これからも団体一丸となって支援に取り組んで参りますので、応援やご支援のほどよろしくお願いいたします。

そのほかの学生スタッフによる活動レポートはこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!