こんにちは。
ギフテッドプロジェクトsprinG学生スタッフのたむりゅーです。
今回は、先日行った学生研修の様子をお知らせします!こちらには11名のスタッフが参加してくれました!
私のグループには、とにかく言語を学びたいという学生スタッフや、学習の一環として参加してくれている高校生は受験があるからオープンキャンパスにいってみたいということなどを教えてくれました⚪️
終わったあとは、話し合いに移りました。
今回の学生研修のテーマは以下の二つです。
① 保護者の皆様と大学生スタッフとの関わり方について
②マイクラでルールを破ってしまうお子様がいる時の対応について
① 保護者の皆様と大学生スタッフとの関わり方について
できる〜むには、パソコン操作に慣れていない未就学・小学校低学年のお子様や、初めて入られるお子様もいらっしゃいます。
しかし、できる〜むのサーバーの特性上、通信が不安定であったり、表示言語が英語であったりするため、音声上のトラブルや機能を用いての対応が難しい場合があります。
そういった時に、これまでも保護者の方々からサポートいただく機会があり、私たちも大変感謝をしております。一方で、保護者様と大学生が関わっていくことについて、特にできる〜む内では他のお子様もいらっしゃるため、トラブルなどが生じた場合は他のお子様にも注意を払い対応をしていかなければならない、と研修内で大学生も教えてくれました。
できる〜む上での子どもたちや保護者様との関わり方において、これまで個人の間で意識されていたことを改めて学生スタッフ内で方向性を共有した結果、以下のことを意識していくことになりました。
関わりのポイント
- 1人でいる子やあまり話していない子には、積極的に話すようにする
- 初めてくる子は十分なほどに気をかける
- 慣れない時は、簡単なパズルや少人数のゲームから始めていくようにする
- 保護者様とそのお子様が話している時は、その内容にも注意して聞く
- 問題に備え、保護者様向け、学生向けのできる〜むガイドラインを作成し、周知していただく
何らかのトラブルが起きている場合
- 速やかに個別の対応を取れる環境にする
- Slackなどを用いて、他の学生スタッフにも声をかける
トラブルが起きた後
- 当事者様に謝意を示し、責任者・スタッフと相談する時間を設ける
- 相談から得られた内容を元に、誠実な対応を学生全員が心がける
②マイクラでルールを破ってしまうお子様がいる時の対応について
放課後のできる〜むで、みんなと遊べるツールの一つであるマイクラですが、問題が起きてしまうこともしばしばあります。そういったことに備えて、マイクラを集中的にみている大学生がルールを作成してくれています。
例えば、悪気がないけどルールを破ってしまうお子様がいる場合。他のお子様との兼ね合いの難しさはありつつも、そういったお子様にも楽しんでいただけるように、学生スタッフは以下のことを提案してくれました。
- それをすることで、どういった問題が起きるのかを子どもに説明する
- マイクラのルールがわからないうちは、現実世界に置き換えて、わかりやすい具体例と一緒に説明する
- マイクラでみんなと遊ぶ前に、ルールの確認やマイクラの知識を確認できるYouTubeを事前に視聴していただき、マイクラに慣れていただく
今回の学生研修では、頻度は少ないかもしれませんが、それでも学生全員が心得ておくべき事柄について活発に話すことができました。
これからも、学生も子どもも安心できる「できる~む」をつくるために、ケース会議と研修を重ねていきます。
以下のプロジェクトページでは、ギフテッドプロジェクトsprinGが取り組んでいるその他の保護者の方向けの支援などもご紹介しています。
今後とも、学校に馴染みづらく困難を抱えているギフテッドの子どもやご家族の役に立てる活動の実践と、今回のような形での研究発表等に努めてまいりますので、ぜひご注目いただけましたら幸いです。