みなさんこんにちは。「ギフテッドプロジェクトsprinG」の大学生スタッフ、じんです。
2月11日に「第14回 はじめての親の会」が開催され、当プロジェクト主催者2名による講義とグループワークを行いました。今回は概要と私が参加し、お話を伺った感想をまとめていきたいと思います。
当プロジェクト主催の専門家2名によるミニ講義
当プロジェクト運営メンバーである専門家2名が、それぞれの専門性を活かした内容でミニ講義を行っています。
精神科医|佐藤・特別支援教育の専門家|伊藤によるレクチャー
医学的な観点からは、発達障害との関連や違い、ギフテッドの子どもの特性、抱えがちな困難について説明が行われました。
教育的な観点からは、学校教育の体制や支援、合理的配慮、進路選択の可能性について説明が行われました。
保護者の方同士の話し合い
グループワークはお子様の年代別と保護者の方の関心に合わせたテーマ別で2回行いました。
前半の年代別のグループワークは、「未就学児・小学校1年生」、「小学校2年生」、「小学校3年生」、「小学校4年生〜中学校1年生」の4つのグループに分かれて行われました。
お子さんの学校への行き渋りや感情の起伏への対処などをお話しされていました。私は「未就学児・小学校1年生」のグループに参加いたしました。印象として、保護者の皆様はお子さんの特性と日々向き合い、お子さんが学校や家庭などの日々の生活を、どのようにすれば心地良く過ごせるのか考えておられました。また、お子さんの将来を見据えて、適切な環境を探すことを熱心でいらっしゃる様子でした。
後半のテーマ別のグループワークでは「家庭・学校内でのトラブル・問題行動」、「登校渋り・不登校」、「進路」、「勉強への取り組み方について」の4つのグループに分かれました。
それぞれのご関心ごとの悩みやその対処を共有されていました。私は、後半は「進路」に参加いたしました。具体的な学校種をあげ、「その種の高校に進学することは子どもの将来を考えてどうか。」という悩みの相談がありました。また、伊藤がグループにいたこともあり、グループワーク前のレクチャー内容である、文部科学省の対応についての補足を求める方もいらっしゃいました。
グループワークは、学校への行き渋りや感情の起伏の激しさ、子どもにとっての適切な環境の模索など、それぞれの悩みとその対処を共有する場になっていました。そのような親の会は、普段理解されにくい悩みを、共感を得られながら共有できる場であり、保護者同士のネットワークを広げ、結果として子どもの育つ環境の充実に役立つ可能性を持つ、有意義な場であると感じました。
普段「できるーむ」での子どもたちは、パソコンを通して伝わるほど元気な様子で、スタッフとして楽しく参加させていただいています。ただ、そうした子どもを日常的に相手にしていく保護者の方の苦労やそこから生まれる悩みがあることを今回改めて感じました。 それを忘れず、子どもにとって居心地の良い場所を提供し、それを通した保護者の方の日常生活の支援を目指して、取り組んでいきたいと思いました。
これからもギフテッドプロジェクト「sprinG」は、子ども・保護者の方々双方に寄り添えるような企画を作っていきたいと考えています。
現在、この活動を継続的に行い、ギフテッドの子の居場所づくりを作っていくために、みなさまからの寄付を募集しています。
いただいた寄付は、責任をもってイベントの会場費やコミュニティ運営を一緒に進めていく大学生スタッフの採用費等に使用させていただきますので、ご支援賜れますと幸いです。1000円より、ご寄付を受け付けております。
今後も色々な企画を実施していきたいと思っておりますので、ぜひご期待ください!
プロジェクト詳細は以下ページよりご覧ください。プロジェクトの全体像や今後のイベント情報などについて、お知らせしています。
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最後までお読みいただきありがとうございました!