災害により不安を抱える熱海市の中高生に学びの場をつくりたい
プロジェクト概要
当団体では、今年7月の豪雨で被害を受けた熱海市の中高生に向けたオンラインでの学習支援・居場所づくりを、8月2日(月)より実施しています。
関東・関西に200名近い学生スタッフが在籍する当団体の強みを生かし、勉強を教えてもらったり、進路相談をしたりすることのできる場を作っていきます。
熱海市の中高生のいま
夏休みを迎えている中高生ですが、「受験生で、夏から塾などに申し込もうとしていたが、災害により手続きをするタイミングを失ってしまった」「家では勉強に集中できないが、他に勉強する場所がない」「中高生が集まれるような居場所がない」といった声が上がっています。
具体的な施策
今回の支援活動では、中高生を対象に現地のカウンターパート及び認定NPO法人カタリバと協働しオンラインでの学習支援・相談事業を行います。
新型コロナウィルスの流行は第5波を迎えており、直接の訪問による支援活動は困難な状況にあります。他方で、受験生を中心に夏休み期間中の学習のニーズは非常に高く、また避難所内では落ち着いて学習できる環境がないという声も聞かれています。
これまで当団体ではオンラインでの学習支援活動、ワークショップ等を数多く行ってきてまいりました。そうしたノウハウを活用し、中高生の学習保障に取り組みます。
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必要な資金額と用途
目標金額は、1,000,000円にしています。内訳としては、当団体のオンラインでの学習支援にかかる経費(学生スタッフへの謝金)として500,000円、オンラインでの学習支援に必要な媒体や文房具等活動諸費に500,000円となっております。
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提携外部オンライン寄付サイト「Give One」にリンクします
子どもたちが安心・安全に生活し、学べる場を保障する
これまで当団体は、東日本大震災の被災地における子ども支援を継続的に実施してきました。また、2018年度からは災害発生後の長期的な支援だけでなく、災害に備える活動として、防災教育実践のコミュニティづくりを取り組みを行なっています。
また2020年には、災害発生直後の被災地における緊急子ども支援を実施する体制の構築を目指し、認定NPO法人カタリバ「sonaeru」とアライアンスを締結しました。
当団体がこれまで蓄積してきた、学習支援や被災地における子ども支援のノウハウや、教育に関心のある大学生のネットワークを活かし、災害発生時には子どもたちの学習の場や安心して遊ぶことのできる場づくりを実施します。そのために、災害発生時に必要となる資金のご寄付をお願い申し上げます。これまでに起こった災害ではなく、いつ来るかわからない災害に備えるためのものですが、災害直後に支援に入り、また皆さまにもその際には随時活動報告をいたします。