学生ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
今回は、「EDUPEDIA新歓特集 現役編集部員にインタビュー!Part5. 関東メンバー編②」です。
EDUPEDIAに関心を持って、学生ブログを見て下さりありがとうございます!NPO法人ROJEの中のプロジェクトの一つであるEDUPEDIAについて軽く説明したいと思います。
EDUPEDIAとは、education(教育)と encyclopedia(百科事典)という言葉を組み合わせた名前で、全国で行われている優良な教育実践を掲載しているWEBサイトです。(https://edupedia.jp/)
現代の教員は、多忙のあまり他で行われている教育に関する情報を得ることが難しいのが現状です。そうした状況を改善するために、EDUPEDIAの現役編集部員が実際にすばらしい教育実践が行われている学校現場へ取材しに行き、記事を作成し、EDUPEDIAを通して発信しています。こうした活動により、多くの教員が様々な教育実践についての情報を手に入れやすくすることができるようになりました。
現在EDUPEDIAのメンバーは、関東、関西、愛知、広島を拠点として活動しています。Part5となる今回は、関東の現役編集部員の一人である東京大学のYさんにインタビューしました!
EDUPEDIAでは普段どんな活動をしていますか?
メインの活動である取材・記事作成に加え、取材に関係する運営業務に取り組んでいます。どのメンバーがいつどこに取材に行き、今記事作成がどの段階なのかを把握したり、他のメンバーの取材を促進するために様々な取り組みをしたりしています。
運営に関する活動では、構想段階で「簡単にできるだろう」と思っていたことでも、予想外の障壁に直面して失敗することが非常に多く、プロジェクト運営の難しさを身をもって感じています。それでも、試行錯誤を重ねて作った仕組みが上手く回ったときには、とても達成感がありますね。
EDUPEDIAに入ろうと思ったきっかけは何ですか?
入学したばかりの頃、大学で配られたビラを見て興味を持ちました。当時から僕は教員を志望しており、様々な実践例に触れることが、自分の教員としての幅を広げるだろうと考えました。また、所属大学の前期課程には教育学部がなく、教育に興味がある人と接する機会が得られる、というのも魅力的に感じました。
EDUPEDIAの活動で一番楽しかったことは何ですか?
振り返ってみれば、活動内容をより良くするため、運営メンバーと会議を繰り返した日々が一番心に残っています。自分とは違う多様な得意分野・興味を持ったメンバーと議論し協力するのは、自分自身の果たしうる役割について自覚的になることができ、とてもワクワクする体験ですし、何よりただただ一緒に話すのが楽しいんです。本来は1時間の電話会議だったはずなのに、ついおしゃべりが楽しすぎて夜通し雑談をしていた、なんてこともありましたね笑。
将来に向けて、EDUPEDIAでの活動をどのように活用していますか?
取材に行ったり、他のメンバーと話したりして多様な実践を知ることで、自分の「良い先生」観、「良い授業」観を日々アップデートしています。
高校生の頃、自分自身が学校での教科の学習を素直に「面白い」と思えるタイプだったこともあって、自分の中での良い先生というのは「教科に関する深い専門的な知識を持っていて、かつそれを筋道立てて明瞭に伝えることで、生徒の知的好奇心を満たしてくれる先生」でした。しかし、EDUPEDIAの活動を通してお話を伺った先生の中には、教科の学びの価値を所与のものとせず、授業によって養成される能力が生徒の人生においてどのようにプラスに働くか、という点を強く意識されている先生も多くいらっしゃいました。僕自身は、現段階で人材養成論的な教育観に違和感を持っていて、学校教育が生きる力を身につける場たるべきとは思わないのですが、「自分が価値を見出している学びが、生徒にとって必ずしも価値のあるものであるとは限らない」という(かなり基本的なもののようにも思える)視点は、良い先生となるために大切であるように感じました。
新入生にメッセージをお願いします!
ご入学おめでとうございます。もしあなたが教育に興味があったり、子どもたちの学びをより良くしたいと考えていたりするならば、EDUPEDIAはとても素敵な活動の場となると思います。ぜひ一度、ミーティングにいらしてください!優しくて親切な先輩たち(?)が、新しい仲間が来るのを首を長くして待っています。
Yさん、ありがとうございました。このようにEDUPEDIAでは、日々学びながらとても楽しく活動しています。「教育について興味がある!」「教育について誰かと語り合いたい!」そんな思いを持った人が集まる場がEDUPEDIAです。このインタビューを読んでEDUPEDIAに興味を持った方、ぜひ一度ミーティングを見学してみてはいかがですか?
詳しい情報はこちら▷(https://twitter.com/redupedia)
※関連記事も併せてお読みください。
教員向けサイト「EDUPEDIA」新歓特集 現役編集部員にインタビューPart1.愛知メンバー編①(https://kyouikusaikou.jp/15200/)
教員向けサイト「EDUPEDIA」新歓特集 現役編集部員にインタビューPart2.愛知メンバー編②(https://kyouikusaikou.jp/15203/)
教員向けサイト「EDUPEDIA」新歓特集 現役編集部員にインタビューPart3.関西メンバー編(https://kyouikusaikou.jp/15266/)
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