こんにちは!スタッフのりおです。
今回は、2月に行った学生研修の様子をお伝えします。
▶︎これまでの様子はこちら
今回のテーマは、
子どもたちがより快適に遊べる環境を作るためのゲームの進行方法やルールに関する問題解決
でした。
できる〜むでは、日々みんなで楽しくオンラインゲームで遊んでいるのですが、白熱すると、喧嘩などの問題が起きてしまうこともあります。
そういった場合にどのような対応をするのが良いか、具体的な子どもの顔や場面を思い起こしながら、スタッフ一同で対応策を話し合いました。
こうして出てきた解決策の一部がこちらです。
・遊ぶ前にルール確認を徹底する
・オリジナルのルールで遊びたい子どもがいる場合は、その子も、そのルールを嫌がる子も、どちらも尊重できるように、チーム分けを工夫して対応する
・自分から自分が不利になる行動をしてしまう子どもに対しては、必要に応じてスタッフが手加減をし、まずは楽しんでもらえるようにサポートする
ゲームは、子どもたち同士の距離を縮める大切なコミュニケーションツールでもあります。
ゲームを一緒にやることを通して、どうすればより多くの子どもが一緒に楽しい時間を過ごせるのか、子ども達とも一緒に考えていけたらいいなと思います!
学生研修を振り返って
子どもたちの遊び方は、時に我々スタッフの想定をはるかに超え広がっていくことがあり、そこが面白い部分でもあります。彼らの無限の想像力を大事にしたいと思うと、必ずしも決められたルールの中で遊ぶことを強いる必要もないなと感じます。
そうした中で、「できる〜むに来てくれる子どもたちのみんなが楽しめるためにはどうすればよいか」をスタッフ同士で真剣に議論することができ、実りある時間だったなと思います。
問題が起きてしまったとしても、それを放置せず、一つ一つの課題と向き合ってより良い環境を考え続けることが大切だと改めて実感したミーティングでした。
これからも、学生も子どもも楽しめる「できる〜む」をつくるために、ケース会議と研修を重ねていきます。
以下のプロジェクトページでは、ギフテッドプロジェクトsprinGが取り組んでいるその他の保護者の方向けの支援などもご紹介しています。

今後とも、学校に馴染みづらく困難を抱えているギフテッドの子どもやご家族の役に立てる活動の実践と、今回のような形での研究発表等に努めてまいりますので、ぜひご注目いただけましたら幸いです。