福島県南相馬市で震災復興支援を行っているつぼみプロジェクトです。日頃から、小中学生を対象にキャリア教育を目指した様々な活動を企画しています。
本記事では、8/7から8/9にかけて3日間南相馬市に滞在したレポートの第2弾として、8/8に行った中高生対象イベントの活動報告を行います!
第1弾の小学生向け企画についてはこちらの記事にまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。
今回は、サンライフ南相馬をお借りして、中高生を対象に自分の進路や未来について考える、「みらいのツボミ」を開催しました。
「自分の現在地を見つめ将来の選択肢を模索するきっかけをつくる」を目標に掲げ、大学生が対話をしながらサポートをすることで、中高生に自分自身の「過去・現在・未来」について考えてもらいました。
大学生と中高生の5人程度のグループで、受験や進路について話し合いながら自分の考えを深めていく時間となりました。
大学生に学習や進路など様々な悩みや不安を相談できる、まるで”相談所”のような温かい空間となるよう企画、運営を行いました!
My history
「みらいのツボミ」では「My history」と題して今までの自分の歴史を振り返り、将来の選択肢を模索するワークショップを行いました。
「過去、現在、未来」の3ステップに合わせてワークシートに記入し、1人では難しい自己分析を経験できる企画となるよう運営を行いました!
最初に「過去」のステップでは、ワークシートを用いて中高生が今までの自分の過去について振り返ります。今まで自分がどんな経験をし、どんな人生を歩んできたのかを思い出しながら、その中で自分が得た能力や隠れた強み・興味を発見しました。
次に「現在」のステップでは、大学生との対話やワークシートの記入から見えてきた自分の強みや傾向をまとめ、自分がいまどんな存在なのか、何に興味があるかを整理しました!
最後のステップ、「未来」ではこれまでのステップを踏まえつつ、つぼみメンバーが作成した「みんなの進路冊子」を参考に、自分が発見した強みや興味がどの学部、学科や職業につながるのか考え、進路の選択肢の幅を広げました。実際に「過去」「現在」で気づいた自分の特徴が、いま志望している将来の夢の自信に繋がっている方もみられました!
そして「未来」の終盤では、実際に働いている社会人の方から中高生を勇気づけるメッセージもいただきました。たくさんの大学生が力を合わせて作成した「みんなの進路冊子」や社会人の方からのメッセージから、ネットでは得られない情報をお届けすることができたと思います。
これからもつぼみの強みである、大学生のリアルな声を生かしていきたいと思っています!
この機会が、中高生の方にとって新鮮で有意義な時間になっていたら幸いです。
相談タイム
相談タイムでは、主に大学生が中高生からの進路や学習に関する質問に答えました。進路以外にもグループごとに様々な話題について話し、笑い声が飛び交う場面もありました。
お菓子を食べながら和気あいあいとした雰囲気で、大学生と中高生の貴重な交流の場となりました!
おわりに
今回の活動は、南相馬市様、南相馬市教育委員会様、NPO法人南相馬こどものつばさ様にご後援いただき開催させていただきました。
また、つぼみプロジェクトは2024年度、一般財団法人日本児童教育振興財団様、大塚商会ハートフル基金様にご支援いただき活動しております。
ご協力いただいた各団体の皆さま、「みんなの進路冊子」作成にご協力いただいた皆さまに、この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました。
今後ともつぼみプロジェクトをよろしくお願いいたします!