福島県南相馬市で震災復興支援を行っているつぼみプロジェクトです。日頃から、小中学生を対象にキャリア教育を目指した様々な活動を企画しています。
今回は8/7から8/9にかけて3日間南相馬市に滞在したレポートの第1弾として、8/8と8/9に行った小学生対象イベントの活動報告を行います!
8/8はかしま交流センター、8/9は原町第一小学校体育館、原町生涯学習センターをお借りして実施しました。
今回の目標は、「知的好奇心をくすぐる自由な学びと出会いの場をつくる」こと。
この目標をもとに、午前中は大学生と交流するキャリア教育イベントを開催。風船リレーやケイドロなどで体を動かして交流したあと、「水と油の性質を使ったオーシャンボトル作り」「紙の収縮性を使った実験」の二つの実験を行いました。
午後は夏休みの宿題を進める学習支援会を行い、こちらも好評でした!
キャリア教育イベント「つぼみ夏祭り2024in鹿島・原町」
前半の交流イベントは、NPO法人南相馬こどものつばさ様による説明会などで事前広報を行い、8/8,8/9合わせて約50名の小学生に参加いただきました。
午前の部は、交流企画と実験企画です!
体を動かして遊ぶ交流企画では、風船リレーやケイドロなどをして楽しみました。
知的好奇心をくすぐる実験企画では以下の二つの実験を行いました。
「水と油の性質を使ったオーシャンボトル作り」
水と油が分離する性質を用いて、あえて二つの液体を混ぜてどのようになるかを実験しました!
油の入ったボトルに色水を入れ、各自で持ち寄ったビーズなどを混ぜて自分なりのオーシャンボトルを作った後、なぜ水と油は仲が悪いのかを楽しくわかりやすく説明しました!
「紙の収縮性を使った実験」
折り紙を花の形に切り、やさしく折った後、水に浮かべるときれいに折ったところがひらく。それはなぜか!という実験をしました!
小学生の皆さんのイベントへの参加意欲の高さや、暑い中でも元気いっぱいの姿のおかげで、つぼみメンバーも沢山笑い、楽しむことができました。
また、「知的好奇心をくすぐるような学び」というテーマの企画の中で、小学生の皆さんが積極的に「なんで?」という気持ちを持って実験してくれていたことも嬉しかったです。「なんで?」を楽しく解決していき、「家でも実験してみたい!」と言ってくれました!
イベントが終わってからも、日常に潜む様々なギモンを解決していってくれたら嬉しいです!
学習支援会
午後の部は、学習支援会です!小学生参加者が各々夏休みの宿題などを持ってきて、つぼみメンバーがサポートしながら一緒に勉強をしました。
つぼみイベントに初めて参加する大学生メンバーも多かったのですが、会話をしていくうちに打ち解けることができ、楽しくコミュニケーションを取ることができました。
宿題を一緒にやることで、漢字の書き順などの基礎的な知識からどのような教え方をしたら良いのかということまで、大学生としても学ぶことが多かったと感じました。次の学習支援会でまた会うのが楽しみです!
おわりに
今回のイベントには昨年度のイベントに参加してくれた子どもたちもたくさん来てくれました!「楽しかった」「また行きたい」という声が私たちの大きな励みになります。ご参加いただき本当にありがとうございました。
今回の活動は、南相馬市様、南相馬市教育委員会様、NPO法人南相馬こどものつばさ様にご後援いただき開催させていただきました。
また、つぼみプロジェクトは2024年度、一般財団法人日本児童教育振興財団様、大塚商会ハートフル基金様にご支援いただき活動しております。
ご協力いただいた各団体の皆さまに、この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました。
今回の経験を活かし、イベントがより良いものになるよう、これからも頑張っていきます。今後とも、つぼみプロジェクトの応援をよろしくお願いします。