こんにちは!できる〜むスタッフのライトです。
7月に行われた学生研修の様子をお届けします。
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最初の30分は、学生同士がお互いをよく知るための時間として設けられ、その後、議題に上がっていない悩みなどを相談できる時間を取りました。少人数のグループで行われた話し合いでは、参加者が自然に悩みや問題を話し出す場面もありました。お互いをよく知る雰囲気があれば、感情や悩みをよりオープンに共有しやすくなると考え、月に1回こうした時間を設けています。このような交流を通じて、参加者同士の信頼関係が深まり、学生スタッフ同士協力できるようになると考えています。
今回の会議のテーマは以下の通りです。
できる〜む内での周囲の騒音問題
原則として、大学生スタッフにはできる限り静かな環境での参加を促していますが、実際の状況によっては難しい場合もあります。そこで、その解決策について皆さんと共に考えました。
グループ1での提案
- 事前に静かな環境でできる限り参加するように、改めて周知すること。
- 音に敏感な子どもたちのリスト化を行い、スタッフが把握すること。
- 大学生側で周囲の音の許容範囲を分類し、子どもの周囲の音に気を配りつつ、必要に応じて注意すること。
- 雑音が免れない環境下では、話す際のみマイクをオンにするか、できるだけ雑音の少ない場所に移動すること。
グループ2での提案
- Windows向けの無料ノイズキャンセリングアプリを利用することで、技術的な解決を図る。
- サービス提供者(できる〜む運営者)と利用者との間に生じるミスマッチを避けるため、サービスの目的や種類について明確に伝えること。
- できる〜む内で、毎回の記録を書く時間を設けて、お互いの近況などを共有しながら対応すること。
- 子どもたちの音の問題を含めた接し方や通常の接し方をマニュアル化すること。
結論として、まずは技術的な面で音の問題を解決することを目指します。また、今後は親御さんにも事前に静かな環境での参加を呼びかけることを検討しています。さらに、スタッフ側でできる〜む内での音の許容範囲をマニュアル化することも重要だと考え、今後の課題としていきたいです。
以下のプロジェクトページでは、ギフテッドプロジェクトsprinGが取り組んでいるその他の保護者の方向けの支援などもご紹介しています。
ギフテッドプロジェクト「sprinG(スプリング)」 | NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)
ギフテッドプロジェクト「sprinG」は、ギフテッド特性があり、学校に馴染みづらいと感じている小・中学生やその保護者に向けた居場所づくりに取り組もうと、2022年度より始…
今後とも、学校に馴染みづらく困難を抱えているギフテッドの子どもやご家族の役に立てる活動の実践と、今回のような形での研究発表等に努めてまいりますので、ぜひご注目いただけましたら幸いです。