どうも、学生スタッフのシーザーです。
今回は5月13日、14日に東京大学本郷キャンパスで行われた対面イベント「こどもチョコバナナ食堂」について、その様子をお伝えします。
このイベントでは、事前に申し込んでいただいた子どもたちと一緒に、東京大学の文化祭「五月祭」にチョコバナナ屋台を出店し、チョコバナナを売る!という企画でした。
土日合わせて25名の子どもたちが参加してくれ、チョコバナナはめでたく完売いたしました(ヤッタア!!
チョコバナナ屋台では、エプロン、マスク、手袋を装備した子どもたちが3つの持ち場についてチョコバナナを作成していました。
まずは、バナナを串にさす工程。バナナは少し柔らかく抜けやすいので、大学生のスタッフと「どうしたらぬけにくいか」を工夫していました。
2つ目はチョコをバナナにつける工程。ボウルでチョコを湯煎しスプーンやへらを使ってバナナをコーティングします。チョコを塗る間にバナナが落ちたり、チョコレートが固まってしまったり…なかなか難しい作業でしたが、料理上手な子どもが大学生とともに奮闘していました。
3つ目は、チョコバナナにトッピングをしていく工程。チョコがコーティングされたバナナに、ビスケットやチョコレート菓子、ポップコーンでデコレーションします。お客さんの好きなトッピングを聞いたり、子どものセンスでデコったり、小さな子も楽しそうに作業をしていました。
作業の合間には、大学生たちと東京大学内を散策している子どもや、呼び込みのために屋台を離れて遠征にいくこともありました。また、屋台の場所がライブ会場の近くということもあり、大音量の中のイベントでしたが、みんな楽しそうにチョコバナナ作りに励んでいたように見えました。その中で、大学生と子どものやり取りだけではなく、子ども同士で「次はチョコをつけて」「こうするといいよ」と、声を掛け合っており、まるで本当のお仕事のようで感心しました。
今回の対面イベントでは、普段はオンライン上で声だけ、画面越しに話したり遊んでいる仲間たちとリアルな世界で話し共同作業をするという、おとなでも普段はなかなかできない体験ができたのではないでしょうか。
対面イベントは定期的に行っていく予定ですので、普段できない体験を普段会えない子どもたちや大学生と行ってみたい方は、ぜひご参加ください!
参加者の声
最後に、参加した子どもたちや保護者の方々の感想をご紹介いたします。
子どもたちの感想
上手に作れた。疲れたけど楽しかった!
楽しかったし美味しかった!また来年もやりたい。sprinGだーーーいすき!今度は勉強とか実験みたいな事もしたいな。
商売というものを学べて楽しかった。
トッピングが楽しかった! 大学生のお姉さんが優しかった! 始め緊張した!
保護者様からの感想
自分だけでは知る事ができない体験は、今後の色々な選択の中で役に立つと思います。
心配してくださった音ですが、最近慣れてきたのもあったのと、事前にお祭りだから音が賑やかだよと伝えた際に、本人もお祭りは音大きくないと、お客さんこないよね。と納得していていた部分もあり、事前に知らせて貰っていて良かったです。
子ども達の年齢や興味などが異なる集団なので実施は難しいかも知れませんが、「どの仕事もやってみたかった。」とも話してくれました。 子ども達に「完売したんだって!」と伝えると「ヤッター!」「美味しかったもんね!」と即座に反応していました。お店の情報も流してくださりありがとうございました。
参加者のみなさまのご協力に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
これからもギフテッドプロジェクト「sprinG」は、子ども・保護者の方々双方に寄り添えるような企画を作っていきたいと考えています。
現在、この活動を継続的に行い、ギフテッドの子の居場所づくりを作っていくために、みなさまからの寄付を募集しています。
いただいた寄付は、責任をもってイベントの会場費やコミュニティ運営を一緒に進めていく大学生スタッフの採用費等に使用させていただきますので、ご支援賜れますと幸いです。1000円より、ご寄付を受け付けております。
最後までお読みいただきありがとうございました。今後の活動にもぜひご期待ください!