みなさんこんにちは。「ギフテッドプロジェクトsprinG」の大学生スタッフ、あいです。
1月7日に、「第13回はじめての親の会」が開催され、当プロジェクト主催者2名による講義とグループワークを行いました。今回は概要と私が参加した感想をまとめていきたいと思います。
当プロジェクト主催の専門家2名によるミニ講義
当プロジェクト運営メンバーである専門家2名が、それぞれの専門性を活かした内容でミニ講義を行っています。
精神科医|佐藤・特別支援教育の専門家|伊藤によるレクチャー
医学的な観点からは、発達障害との関連や違い、ギフテッドの子どもの特性、抱えがちな困難について説明が行われました。
教育的な観点から学校教育の体制や支援、合理的配慮、進路選択の可能性について説明が行われました。
保護者の方同士の話し合い
グループワークはお子様の年代別と保護者の方の関心に合わせたテーマ別で2回行いました。
前半の年代別のグループワークでは未就学児と小学校1年生、小学校1年生、小学校2、3年生、小学校4年生から中学2年生の4つのグループに分かれました。
学校の交友関係や、進路、子供とのかかわり方について話し合い共有をしておりました。私は小学4年生から中学2年生のグループに参加したのですが、学校でうまくなじめないことや友達との関係がうまくいかないことを不安にされている方が多いと感じました。また、子供の孤独や寂しさをどのように解消していけばよいか、学校の先生方とは連携を取った方がよいのかなどの質問もあり、各ご家庭の対応法を共有しておりました。
後半のテーマ別のグループワークでは「家庭・学校内でのトラブル・問題行動」、「登校渋り・不登校」、「進路」、「勉強への取り組み方について」の4つのグループに分かれました。
私が参加した登校しぶり、不登校のグループでは、不登校になってしまった原因や、学校に行きたくないといっている子への対応について共有されていました。
長期休みや体調不良が原因で不登校になってしまうことが多い印象でした。子どもに強く言ってまで登校させるべきなのか、どのくらいの頻度で学校を休んでリフレッシュすべきなのかなどの話し合いが行われていました。さらに、家での時間の使い方やオンラインの学習プログラムについて共有しておりました。
グループワークを通して「授業がつまらない」や「学校の子と話が合わない」と子供が言っているという悩みをよくお聞きしました。学校では居場所が少ないので、自分が好きなことを好きなだけ話せる居場所が必要だと感じました。
学習面においては自分の好きなことだけを伸ばしていいのかと不安に思われている方多かったと感じます。特に学校の宿題をこなすことができないなどの悩みが挙げられていました。宿題はあきらめている部分も多いというご家庭が多く、学校によっては本人のやる気に合わせて行ってくれるところもあるそうです。ギフテッドについての理解がより広がると、親御さんたちの悩みが少し解消されると感じました。
終わりに
これからもギフテッドプロジェクト「sprinG」は、子ども・保護者の方々双方に寄り添えるような企画を作っていきたいと考えています。
現在、この活動を継続的に行い、ギフテッドの子の居場所づくりを作っていくために、みなさまからの寄付を募集しています。
いただいた寄付は、責任をもってイベントの会場費やコミュニティ運営を一緒に進めていく大学生スタッフの採用費等に使用させていただきますので、ご支援賜れますと幸いです。1000円より、ご寄付を受け付けております。
今後も色々な企画を実施していきたいと思っておりますので、ぜひご期待ください!
プロジェクト詳細は以下ページよりご覧ください。プロジェクトの全体像や今後のイベント情報などについて、お知らせしています。
また、本事業は、運営にかかる費用の一部をYahoo!基金様に助成いただいております。この場を借りて御礼申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました!