特別ニーズ教育学会にて発表しました【災害時緊急支援】【ギフテッドプロジェクトsprinG】

NPO法人ROJEでは、研究者や大学院生のメンバーを中心に研究活動にも力を入れて取り組んでいます。

今回その一環として、2022年10月29日~30日に行われた「日本特別ニーズ教育学会(SNE学会)」にて、【災害時緊急支援】での取り組みに関する研究と、【ギフテッドプロジェクトsprinG】でのギフテッドの子どもと学校に関する研究を発表しました。

日本特別ニーズ教育学会は、さまざまな「特別ニーズ」に関する教育的な研究が行われている学会です。

発表概要

発表タイトル:災害時に学齢期の子どもとその家庭が直面する困難はいかなるものか-豪雨災害の被災地域で表出した支援ニーズに着目して-
発表者:中丸和、伊藤駿

当日は、「災害時に学齢期の子どもとその家庭が直面する困難はいかなるものかー豪雨災害の被災地域で表出した支援ニーズに着目してー」というタイトルで、災害直後の子どもの支援ニーズについての報告を実施しました。

災害時緊急支援のプロジェクトでは、災害直後の子ども支援を実施してきましたが、子ども支援の必要性が社会的に認識されづらい状況にあったり、災害発生後の子どもを取り巻く環境の変化について詳しく明らかにはなっていなかったりする状況があります。
そこで、今回は被災した保護者へのインタビュー調査をもとに、災害発生時に求められる子どもの居場所のあり方などについてまとめています。

また、こちらの発表は第 28 回研究大会優秀発表賞を受賞しました。

災害時の緊急支援について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。


発表タイトル:ギフテッドの子どもが学校で抱える困難とその対応に関する研究
発表者:中西美裕、村上詩織、伊藤駿

上記のタイトルで、ギフテッドプロジェクトsprinGで行った保護者の方へのインタビューをもとに、ギフテッドの子どもが抱える困難と、学校がそれにどのような応答を試みているかについての報告を実施しました。

ギフテッドの子どもがその特性ゆえに抱える困難をいくつかにまとめた上で、学校としては特別支援教育などの既存の教育システムの活用によって対応しようとしていることを述べました。しかし、日本の学校における平等性の重視により、個別に応じた特別扱いを良しとしない学校文化が子どもたちの教育的ニーズへの応答を阻んでおり、保護者や子どもに困難の解消を帰着させている現状があるのではと示唆しました。

以下のプロジェクトページでは、ギフテッドプロジェクトsprinGが取り組んでいるその他の保護者の方向けの支援などもご紹介しています。

今後とも、学校に馴染みづらく困難を抱えているギフテッドの子どもやご家族の役に立てる活動の実践と、今回のような形での研究発表等に努めてまいりますので、ぜひご注目いただけましたら幸いです。

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