こんにちは。「ギフテッドプロジェクトsprinG」の学生メンバーのたむりゅーです。
6月25日(土)10時より、2時間にわたって第6回はじめての親の会を開催しました。
今回は、開催の様子を、学生スタッフの私自身の感想を交えてご報告します!
今回は、オンライン開催ということで、主に関東と関西の方々を中心に全国から参加していただきました。
お子さんの状況や、保護者の方々で悩んでいることなどを共有し合える時間となっていたのではないかと思います。
参加者のみなさんには、不登校、学校・家庭でのトラブル、勉強と今後の進路、学校との連携・コミュニケーションのそれぞれ4つに分かれていただき、話し合いました。
不登校について
不登校のテーマの部屋には、ギフテッドならではの特性が原因で、周りと合わない、担任に理解されないなどのお悩みを抱えている保護者の方が多くいらっしゃいました。さらに、学校以外の環境を求めているという子も多く、保護者の方々同士で情報交換をされていました。
学校では集団行動を求められ、周りの子どもたちも特性にちがいのある子どもを理解するが難しいため、交友関係もうまく行かないことが多いのだろうと感じました。
学校・家庭トラブルについて
学校・家庭トラブルのテーマでは、ゲーム依存についての話し合いがされていました。
学校でたまったストレスの発散のためにゲームをやる子もいるようですが、過興奮の特性を持つことも多いギフテッドの子どもたちは、歯止めが聞かないことも多いようです。
生活に支障が出てしまう子もいるようですが、止めようとしても難しいという悩みに共感が集まっていました。
ある保護者の方は、「違うことに興味が行くのを待ってみる」とおっしゃっていました。
実は私自身もゲームに依存してしまう傾向がありましたが、多趣味でよく目移りすることも多かったので、一過性のものだったような気もします。一時期はゲームにハマって没頭してしまうかもしれませんが、中毒性の高いゲームを避けながら、うまく付き合えたら良いなと思いました。
勉強や今後の進路について
勉強や今後の進路というテーマでは、中学受験が一つ大きな話題となっていました。
中学受験をして子どもたちの自己肯定感を上げる一つのきっかけにしたいという方や、公立の中学校だとルールに縛られてしまうので、自由さを求めて受験先を検討しているという方がおられました。
しかし、受験勉強の道のりには苦悩も多いようで、完璧主義で問題に時間をかけすぎてしまったり、解けなくて癇癪を起こしたり、また、子ども自身が学校に行く意味や受験をする意味を感じられないことがあるというお悩みも共有されていました。
学校との連携・コミュニケーションについて
学校との連携・コミュニケーションのテーマでは、学校側にどう理解をしてもらうのが良いのかと悩む保護者の方々が悩みを共有していました。
学校に理解を促すのに、医療機関での診断書やアドバイスを活用されるのも一つの手段のようですが、なかなかそれでも十分な支援が受けられないという方もいらっしゃいました。
子どもたちが多くの時間を過ごす学校でのびのび過ごせるよう、保護者の方同士の情報交換の機会を作り続けられたらと思います。
終わりに
これからもギフテッドプロジェクト「sprinG」は、子ども・保護者の方々双方に寄り添えるような企画を作っていきたいと考えています。
現在、この活動を継続的に行い、ギフテッドの子の居場所づくりを作っていくために、みなさまからの寄付を募集しています。
いただいた寄付は、責任をもってイベントの会場費やコミュニティ運営を一緒に進めていく大学生スタッフの採用費等に使用させていただきますので、ご支援賜れますと幸いです。1000円より、ご寄付を受け付けております。
今後も色々な企画を実施していきたいと思っておりますので、ぜひご期待ください!
プロジェクト詳細は以下ページよりご覧ください。プロジェクトの全体像や今後のイベント情報などについて、お知らせしています。
また、本事業は、運営にかかる費用の一部をYahoo!基金様に助成いただいております。この場を借りて御礼申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました!