オンラインで大学生の課外活動を支援したい!~NPO法人ROJEの「オンライン学習支援」の取り組み~

2020年8月現在、新型コロナウイルス感染症が全世界でいまだ猛威を奮っています。日本でも都市部を中心に感染者は増加を続けており、人と気軽に会ったり外出したりすることが難しい日々が当たり前となりました。

多くの大学でも夏休みに突入しつつありますが、課外活動が自粛されているところも多く、大学生は「学外での学び」の機会を得難い状況にあります。大学生が主体となって活動するNPO法人ROJEでもこれまでのような活動形態を取ることが出来ず、試行錯誤の日々が続いています。

アンケートで明らかになった「生活」の不安

NPO法人ROJEでは、今年4月〇日~〇日にかけて、全国の大学生・大学受験生を対象に「新型コロナ流行による大学進学・在学への影響に関する緊急アンケート」をWeb上で実施しました。

※アンケートについては以下の記事にまとまっておりますので、ぜひそちらをご覧ください。

【緊急特集】「コロナで大学を諦める」事態をなくしたい~ROJE理事・伊藤駿(広島文化学園大学)のインタビュー~

(最終版公開)【全国の大学受験生・大学生対象】「新型コロナ流行による大学進学・在学への影響に関する緊急アンケート」報告書

全国の対象者から約1,500件にのぼる回答を回収し結果を集計したところ、多くの大学生が様々な項目において「生活上の不安」を抱えていることが明らかになりました。

出典:伊藤駿(NPO法人ROJE/広島文化学園大学)「【全国の大学受験生・大学生対象】新型コロナ流行による大学進学・在学への影響に関する緊急アンケート」

このうち、「これから先、今まで通りの生活ができるのか」については8割以上、「部活動やサークル活動ができるか」については半数以上の大学生・大学院生が「不安である」「どちらかといえば不安である」と回答しています。このデータは4月下旬のものですが、全国の大学でクラスター感染が発生するたびに課外活動が難しくなる現状を鑑みると、こうした不安を抱く大学生は現在でも多くいる可能性が高いと考えられます。

大学生の日常生活の選択肢を増やす「オンライン学習支援」

新型コロナが流行して以降、全国の大学生を対象とした対策は多くなされてきました。文部科学省による「「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』」や各大学による学費納入の猶予・減免措置といった金銭面でのバックアップに加え、大学ごとのオンライン授業への切り替えや通信機器の配布など、大学生の学びを継続させるための数多くの施策が打たれました。

しかし、本来の大学での学びの機会は決して大学の授業にとどまるものではありません。学内外の多くの人と交流したり、サークルや部活動、バイトを通じて新たなことにチャレンジしたりと、キャンパスの垣根を越えたところにも数多くの選択肢がありました。

NPO法人ROJEでは、金銭面にとどまらない形で大学生の日常生活を支えるために、「オンライン学習支援」の取り組みに力を入れています。オンライン学習支援では全国の小・中・高生を対象に、オンライン会議アプリ「Zoom」を用いた学習のサポート・見守りを行っています。

コロナで直接つながりづらい今だからこそ、オンラインで全国の子どもたちに安心して学べる場づくりを行っています。教育に関心を持つ大学生を中心に、多くの学生にとっての新たな学びの機会にもなってるようです。

<参加している大学生・院生のコメント>

・学校ボランティア等もいけなくなってしまったので、子どもと接することができる貴重な機会になった。子どもが学習面において、どのようなことに悩んだり、困ったりするのかを知ることができた。オンラインでも、顔見知りの子どもができ、「久しぶり~!」「会えてよかった!」「今日も一緒にがんばろ!」などとコミュニケーションをとることで「絆」が生まれている気がしてうれしかった。子どもの「わかった!」と言ってくれた瞬間の笑顔を見て、少しでも子どもの力になれていることを実感することができた。

・オンライン学習支援活動をやってみて、勉強に不安を持っている人のサポートができたことがとても嬉しく思います。小学生は学校が始まってない中、日時だけが過ぎていってとても不安であると思います。そこを大学生が分からないところを教えるということについて、親御さんではなかなか対応できないところを消化できる機会があるというのは良いと感じました。また大学生も「伝える」ということも難しさが分かったのではないでしょうか。私たちは対面で勉強をやることが当たり前だったが今ではそれが好まれていない状況である。対面での勉強ができることのありがたさ、などを学べたのではないでしょうか。

・カタリバで何度か小学生の学習支援をした時、質問に答えるのを通して、語彙レベルの合わせ方や表現の工夫の仕方を学んだ。小学生の表情や反応は素直なもので、伝わっているかどうかや理解したかどうかがわかりやすかった。
熊本の中学生からは特に質問を受けなかったので、ひたすら見守っているという感じだった。実際避難所生活をしている子供達がどのように勉強に励むのだろうと思っていたが、このように避難所の中でもスペースが設置されていてそれを見守る制度もきちんとあってということで、新しく知れてよかった。
学習支援が目的だったが、子供たちは本当に純粋で明るくて元気で、みているだけで微笑ましく思い、私自身も楽しめた。今後もこのような形で子供たちの役に立てるのであれば、予定の合う限り是非参加したい。

今後もオンライン学習支援をはじめとした教育支援活動を充実させ、多くの大学生の学びの選択肢を増やしていく取り組みを行っていきます。

オンライン学習支援スタッフ募集中!!

上記で紹介したオンライン学習支援のサポートスタッフを絶賛募集中です。

オンラインでの活動なので全国どこからでも活動に参加できます!ROJEスタッフと一緒に子どもたちの学びを支えてくれる大学生・大学院生のみなさん、たくさんのお申込みをお待ちしております。

※オンライン学習支援に参加いただいた方には、謝金のお支払いもございます

▼お申込みはこちらから▼

以下のお申込み専用ページより、必要事項を記入してお申込みくださいhttps://activo.jp/heavy_rain_in_july_reiwa_2

※本事業は、公益財団法人パブリックリソース財団Jcoin基金より助成をいただき実施しました。

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