大学生だからこそ、学校ボランティア。
学校では、特に大学生の若い力が求められています。フットワーク軽く子どもたちのサポートに回り、休み時間も一緒に校庭を駆け回ってあげるだけの体力があるのは若者であってこそでしょう。「でも、自分は教員志望って言うわけでも、特別技術があるわけでもないし…」と思うかもしれません。週一ペースで数か月活動し試行錯誤を重ねていく中で、子どもとの良い距離感をつかめるようになります。求められるのは、子どもが好きだと思う気持ちと、学校に上手く慣れて子どもの成長を支援していこうという気持ちです。
もちろん教員志望の人には、熱心に先生や子どもたちを見てほしいと思います。小学校の現場に実際に入り、先生や子どもたちと日常的に接する経験は、教育実習で学ぶこと以上に、未来の先生たちに必要なことだと思います。提携校の先生たちは、「やる気のある先生を育てたい」と思って、とても尽くしてくださいます。
教員志望でない人たちにとっても、ありのままの教育現場を見、人の成長に立ち会う経験はきっと将来の糧になるはずです。学校は人が一番成長する時期を過ごす重要な場だからです。たったの数カ月間でどんどん成長していく子どもたちと向き合う経験は、一生の宝になるでしょう。
この子たちの成長に貢献したい、この場から多くのことを学びたい、という目的意識を持ち続けられる人であれば、ぜひボランティアに参加してください。