今年も五月祭教育フォーラムを開催することが決定いたしました。テーマは「個別最適な学び」です。

新型コロナウイルスの流行やAIの発達など、私たちは予測困難な時代を生きています。文部科学省は、このような時代に対応するために、学校教育において一人一人の興味・関心に応じて学ぶ「個別最適な学び」と、多様な他者と共に学ぶ「協働的な学び」を一体的に充実させることを提唱しています。

学びのあり方が変化していく中で、学校の姿や教師の役割はどのように変わっていくのでしょうか。豪華ゲストとともに考えてみませんか?

開催概要

タイトル

「個別最適な学び」の核心に迫る
~ひとりひとりに向き合う教育のこれから~

日時

2023年5月14日(日) 14:00~17:00

場所

東京大学本郷キャンパス
法文1号館(東)2階 法25番教室 
? Google Mapで経路を検索 ?

参加費

無料

ゲスト登壇者

浅野大介(あさのだいすけ)
経済産業省産業資金課長
└ 前 教育産業室長・スポーツ産業室長)
東京大学公共政策大学院
└ 非常勤講師(教育政策・教育法)

東京大学経済学部、同大学院法学政治学研究科修了後、2001年に経済産業省入省。石油産業の事業再編、災害対策、地域再生、航空・港湾の規制改革とAPEC域内の物流円滑化、産業保安行政の電子化等の業務を担当後、2018年に1人1台端末とEdTechを活用した教育改革プロジェクト「未来の教室」を立ち上げ、その後文部科学省とGIGAスクール構想を推進。2021年9月よりデジタル庁に併任され、教育DXを推進。同時にサービス政策課長として、DX時代のスポーツ産業の事業循環整備やサービス業全体の労働生産性問題を担当。2022年7月より現職。


奈須正裕(なすまさひろ)
上智大学総合人間科学部教育学科 教授

徳島大学教育学部卒業。その後、東京大学大学院 教育学研究科 教育心理学専攻 博士課程単位取得退学。博士(教育学)、専門は、教育心理学、教育方法学。

神奈川大学助教授、国立教育研究所室長、立教大学教授などを経て、現在は、上智大学総合人間科学部教育学科教授として、学校を基盤としたカリキュラムと授業に関する実践開発的な研究を、長野県、山形県、静岡県などをフィールドに展開している。

著書に『「資質・能力」と学びのメカニズム』(東洋館出版社)、『個別最適な学びの足場を組む』(教育開発研究所)など。


安居長敏(やすいながとし)
ドルトン東京学園中等部・高等部校長

大学卒業後、滋賀女子高等学校に赴任し、20年間教鞭をとる。その後、コミュニティFM2局の設立やITオンラインサポート事業を起業。2006年から再び学校現場にもどり学校改革、学校経営に取り組む。校長就任後は「PBL×ICT教育」の新しいスタイルを構築し、学校と企業をつなぐなど、現場で様々な活動をアクティブに実践中。現在は学習者中心のドルトンプランを実践したドルトン東京学園中等部・高等部で校長を勤める。


山口文洋(やまぐちふみひろ)
株式会社LITALICO代表取締役社長

慶應義塾大学商学部を卒業後、ITベンチャー企業にてマーケティング・システム開発を経験し、その後株式会社リクルートホールディングスへ中途入社し、 進学事業本部の事業戦略・統括を担当し、オンライン予備校事業「受験サプリ」、現在の「スタディサプリ」を立ち上げる。社内起業制度において、グランプリを獲得するなど、スタディサプリにより教育界においても名をはせる。その後、2015年にリクルートホールディングス執行役員およびリクルートマーケティングパートナーズ代表取締役社長に就任。2018年から、リクルート執行役員に就任。2022年にリクルートを退社し、2022年4月から株式会社LITALICO代表取締役副社長を務める。


パネリスト・学生登壇者

鈴木寛(すずきひろし)
東京大学公共政策大学院教授
慶應義塾大学SFC特任教授
NPO法人日本教育再興連盟代表理事

東京大学法学部卒業。通商産業省、慶應義塾大学助教授を経て参議院議員(12年間)。文部科学副大臣(二期)、文部科学大臣補佐官(四期)などを歴任。教育、医療、スポーツ、文化、科学技術イノベーションに関する政策づくりや各種プロデュースを中心に活動。コミュニティ・スクール法制定、高校無償化、高等教育修学支援金創設などを実現。現在、そのほかに大阪大学招聘教授(医学部)、千葉大学医学部客員教授、電通大学客員教授、福井大学客員教授、和歌山大学客員教授、神奈川県参与、神奈川県立保健福祉大学理事、OECD教育スキル局教育2030プロジェクト役員、Teach for All Global board member, 日本サッカー協会参与なども務める。


茨木恵(いばらきめぐ)
国際基督教大学 2年

こんな方におすすめ

  • 学校での学びに疑問を持っている中高生・大学生の方
  • 教育に携わりたいと考えている学生の方
  • 学校教育の現場に携わっている方
  • お子様のいらっしゃる保護者の方
  • これからの学校教育に興味のある方

ひとつでも当てはまる方はぜひフォーラムにお越しください
皆様のご参加を心よりお待ちしております

五月祭教育フォーラムとは

五月祭教育フォーラムとは、東京大学の五月祭内で開催される日本最大級の教育フォーラムです。2006年から毎年開催されており、今年で18回目を迎えます。当フォーラムでは、その時々に即した教育の課題をテーマとして扱い、多くの方々と教育について考えます。昨年は新しい学びのあり方をテーマに熱い議論が繰り広げられました。

コロナ禍以前は800人以上が東京大学に集うビッグイベントでしたが、近年はオンライン配信を試み、場所を問わず多くの方にご参加いただけるようなフォーラムになっております。教育界の著名人を登壇者として招き、参加者の皆様とともにこれからの教育について考えるフォーラムです。

NPO法人ROJEとは

「教育で未来をつくる」を行動理念として活動しているNPO法人です。学生と社会人が、立場や年齢を超えてつながり、子ども・教員・学校が抱える課題の解決と価値の創造に挑み続けております。

最新情報はこちら

最新の情報は公式Twitterで発信中 ?
イベント拡散をお願いいたします!
Twitterでシェアする