「つぼみプロジェクト~夏のスタディーツアー2017~」報告ページ

〇イベント概要
2017年の夏に福島県南相馬市の小・中学生の児童19名を東京に招き、2泊3日の宿泊体験学習を行いました。

【事前説明会】

・日時:2017年7月9日(日)
・場所:福島県南相馬市かしま交流センター
【東京スタディツアー】
・日時:2017年8月16日(水)~18日(金)
・主催:NPO法人日本教育再興連盟
・特別協力:お茶の水女子大学、株式会社セールスフォース・ドットコム、NPO法人南相馬こどものつばさ
・社会科見学協力:株式会社アダストリア、株式会社WOWOW、株式会社講談社、ヤフー株式会社、スターバックス・コーヒージャパン株式会社
・コンセプト:
1.自信をもって語れる経験を得る
2.幅広い視野で物事を考え続けられるようになる
3.自己肯定感をもって様々なことに挑戦する

〇活動内容
【事前説明会】

スタディーツアーに先立ち、事前説明会としてスタディツアーの内容や社会科見学先の紹介だけではなく、仲良くなるためのレクリエーション(共通点探しゲームや自己紹介すごろく)などを行いました。
【東京スタディーツアー】
<1日目>
・東京浅草で働く大人に出会う「探検企画」
<2日目>
・班に分かれて訪れた「社会科見学」
・セールスフォース社でプログラミング体験や社員体験をおこなった「新発見企画」
<3日目>
・3日間を通して感じたことをまとめた「まとめ企画」

【事後報告会】 →記事はこちら

「NPO法人南相馬こどものつばさ2017報告会」に参加し、壇上で自分たちの復興支援にかける想いを発表させて頂きました。

〇プロジェクトより
♦代表理事 陰山英男

2017 年度のつぼみプロジェクトに参加していただいた皆さん、ご苦労様でした。東京の風景を見ながら、そこに新しい自分の未来を重ね合わせてくれる人が沢山いて、とても嬉しく思いました。
皆さんをお世話した大学生のお兄さん、お姉さんたちは、皆さんの未来のことを考え、長い時間と手間をかけながら、今回のつぼみプロジェクトを企画してくれました。東北の震災が起きてから、かなりの日数も経ち、福島県の様子が話題になることも少なくなってきました。しかし私たちは、このつぼみプロジェクトを通じて、福島県の今を見つめながら、何か応援をしていかなければならないと、いつも感じています。大学生のお兄さん、お姉さんも、関東や関西で学びながら、福島県の今の状況を見ることによって、今後、どのように進んでいくべきかを考えています。そういう点では、皆さんとは住んでいる場所や年代は違いますが、今の日本や福島県を、明るい未来につないでいく同じ若い力なのです。

今回のつぼみプロジェクトで出会った人たちとの絆を大切にし、学んだことを
しっかり心に刻みながら、どんな困難があったとしても、前向きに生きていって
ほしいと思います。

♦プロジェクトリーダー 小沢征司

今回はつぼみプロジェクトのスタディーツアーに参加してくれて、ありがとうございました。
東京で過ごした 2泊3日はどうでしたか。初めての東京だった、新しい友達ができた、大きなビルの会社へ行った、ご飯が美味しかったなどみなさんそれぞれの思い出ができたのではないでしょうか。僕たち大学生も楽しんでいる姿をみて、頑張って準備してきた甲斐があったなと思います。今でも写真をみるとその時の雰囲気を思い出します。
これからみなさんはそれぞれの道を歩むことになります。みんな目標や夢に向かって頑張ることでしょう。その道は決して楽ではありません。くじけそうになったり、諦めようと思うこともあるかもしれません。でもそんなときはこの文集を見て、みんなで楽しんだこの 2 泊 3 日を思い出してください。きっとこの思い出がパワーになるはずです。みんなや大学生とはこの文集、そしてスタディーツアーの思い出で繋がっています。僕たちはいつまでもみんなのことを応援しています。
最後になりますがスタディーツアーの企画運営にあたり、ご理解ご協力いただきました、南相馬こどものつばさの皆様、各企業の皆様、そして保護者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

〇2017年度のメンバー紹介
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また、2017年度はプロジェクトの趣旨にご賛同いただき、クラウドファンディングサイト「Readyfor」にて
総額401,000円の寄付をいただきました。ありがとうございました。

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東京スタディーツアー2017は株式会社大塚商会さまより助成を受けて実施いたしました。

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