東大阪市立孔舎衙中学校にて、「私のトリセツ」というテーマで授業を行いました!

2025年11月18日、東大阪市立孔舎衙中学校にて、関西中高まなびプロジェクトの一環として「私のトリセツ」をテーマにした授業を実施しました。

授業の目的──自己理解から、他者との信頼・納得できる進路選択へ

この授業が目指したのは、たんなる自己紹介の枠を超えた、深いコミュニケーションと自己探究です。

過去の自分をふりかえり、言語化することで自己理解を深めます。そして、作成した「自分のトリセツ(取扱説明書)」を周囲に伝えることで、他者理解、あるいは他者への信頼へと繋げていきます。さらには、これから本格化する進路選択において、自分に合った進路を選びとるための重要な土台(羅針盤)にもなりえます。

作成した「自分のトリセツ(取扱説明書)」を周囲に伝えるワークを通じ、生徒たちがこれからの学校生活、そして来年からの新しい環境へ向けて、前向きな一歩を踏み出すきっかけづくりを行いました。

授業の様子──意外な自分との出会い

当日は、導入として「意外と◯◯な自分に気づいた」経験を振り返るミニワークを実施しました。

「自分のことこそ、意外と自分ではわからない」という気づきを共有し、場が温まったところで本編の「私のトリセツ」作成に入りました。最初は「何を書けばいいの?」と戸惑っていた生徒たちも、大学生スタッフが隣で優しく問いかけることで、少しずつ自分の言葉を見つけていきました。

過去の自分をふりかえることによって、自分自身を客観的に見つめ直し、それを班のメンバーへ発表しました。最初は照れくさそうな様子もありましたが、次第に真剣な眼差しでお互いの発表に耳を傾け、承認する姿が見られました。

このワークショップを通じ、教室内には「個を認め合う」温かい空気が醸成されていきました。

生徒たちの声

今回参加してくれた約120名の生徒たちからは、多くの反響をいただきました。

「自分を知ることは難しいけれど、みんなで指摘しあったら早く見つかる。自分の取説は永遠にある」
「自分にはわからない自分があるんだとわかった」
「自己理解以外に他者の理解も深まった」
「すごく話をしてくれて、すごく優しかった」
「(大学生スタッフが)明るく喋りかけてくれたり、終始にこにことしていて安心できた」

これらの感想からは、授業を通じて、あたらしい自己を発見できたり、他者理解が育まれたりしたことが伝わってきます。

今後の展望

授業終了後、休み時間になっても生徒同士で「私のトリセツ」を見せ合い、談笑する姿が見受けられたことが、何よりの成果でした。

チャイムが鳴り、休み時間になっても、生徒たちの手には「私のトリセツ」が。 「〇〇はなんて書いたー?」と見せ合い、笑い合う姿を見たとき、私たちは確信しました。今回の授業で、生徒たちの心の中に、自分と仲間を大切にする「温かい絆の種」をたしかにまくことができたのだ、と。


私たちは今後も、今回の授業後アンケートや現場での気づきを大切にし、授業の質を磨き続けていきます。生徒一人ひとりが「自分らしさ」を大切にできる教育の場を、さらに広げていきたいと考えています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!