こんにちは!学生スタッフのさとみです。
2024年5月11日(土)に「第28回 はじめての親の会」が開催されました。今回は会の様子と、私が参加して感じたことを書いてみようと思います。
当プロジェクト主催の専門家2名によるミニ講義
当プロジェクト運営メンバーである専門家2名が、それぞれの専門性を活かした内容でギフテッドについてのミニ講義を行っています。
精神科医の佐藤駿一からは、発達障害とギフテッドの関連や違い、ギフテッドの子どもの特性、抱えがちな困難について医学的な観点から説明が行われました。
特別支援教育の専門家の伊藤駿からは、学校教育体制や支援のほか、ギフテッドの合理的配慮や進路選択の可能性について説明が行われました。
保護者の方同士のグループワーク
会の後半では、保護者の方同士でお子様に関する悩みや困りごとをシェアする場として、グループワークを実施しています。
今回はお子様の年齢をもとに3つのグループに分かれていただき、学校との関わり方や進路のことなど、さまざまな悩みを共有していただきました。また、各グループにはファシリテーター(主に専門家や社会人スタッフ)が1人配置され、ディスカッションの進行や、保護者の方からの質問・相談への回答を行いました。
私は小学校高学年から中学生までのお子様がいる保護者の方のグループの話し合いを見学しました。
学校に居心地の悪さを感じたり授業が苦痛に感じるお子様が多く、また、中学卒業後の進路や大学受験についてなど、年代の高いお子様特有の悩みや不安もありました。親としての対応や利用できる公的支援についての情報交換などを保護者間で行っている様子を見ることができ、保護者コミュニティの重要性を改めて認識することができました。
保護者様から私個人のギフテッド当事者としての話も聞かれることがあり、高校の生活について共有させていただきました。皆様お子様が将来過ごしやすい学校生活を送れるように色んな選択肢を模索している様子が印象的でした。
皆様最初は緊張されていたものの、次第に同じ立場にいる人との会話で盛り上がり、仲間を見つけた安心感のようなものを感じました。
保護者の方から直接お子様の様子をお聞かせいただき、学生スタッフとしても貴重な勉強の場となりました。
できる〜む体験会
会の最後には、当団体のサービスについて紹介させていただき「できる〜む」の体験会を行いました。
保護者の方に実際に「できる〜む」に入っていただき、中の様子をご覧いただきました。また、普段子どもたちとどのように遊んでいるかについて、学生スタッフから簡単に説明しました。お子様と一緒に参加されている方もおり、一緒に簡単なゲームをして楽しみました。
はじめての親の会及びできる〜む体験会は来月以降も開催する予定ですので、ぜひご参加いただけると嬉しいです!
終わりに
これからもギフテッドプロジェクト「sprinG」は、子ども・保護者の方々双方に寄り添えるような企画を作っていきたいと考えています。
この活動を継続的に行っていくためにも、みなさまからの寄付を募集しています。
いただいた寄付は、責任をもってイベントの会場費やコミュニティ運営を一緒に進めていく大学生スタッフの採用費等に使用させていただきますので、ご支援賜れますと幸いです。1000円より、ご寄付を受け付けております。
今後も色々な企画を実施していきたいと思っておりますので、ぜひご期待ください!
プロジェクト詳細は以下ページよりご覧ください。プロジェクトの全体像や今後のイベント情報などについて、お知らせしています。