つぼみプロジェクトでは、8/6から8/8にかけて3日間南相馬市を訪問してきました。
今回は、そのうち、8/8（火）に行った小学生向けイベントの活動報告です！
原町第一小学校体育館、原町生涯学習センターをお借りして、午前中にキャリア教育イベント、午後に学習支援会を開催しました。
活動の様子
今回は、南相馬市の小学生が、「将来のことを考えるきっかけとなるもの、ときめくものを見つける」ことを目標にワークショップを企画しました。
様々な職業について、楽しみながら学べるように工夫し、ゲームに学びを織り交ぜました。
キャリア教育イベント「大学生と遊ぼう！学ぼう！〜夏のワクワクワークショップ〜」
NPO法人南相馬こどものつばさ様による説明会、南相馬市内の小学校へのチラシ配布などで事前広報を行い、17名の小学生に参加いただきました。
つぼみメンバーで、体を動かす遊びや頭を使うゲームの中に、お仕事について学べる要素を入れて企画を練りました。
例えば、こんな企画をしました！
「お仕事クイズけいどろ」
小学生に大人気のけいどろに、「裁判所システム」を導入。警察が職業に関連したクイズに正解すると泥棒を牢屋に連れて行くことができ、また牢屋では泥棒がクイズに正解したら釈放されるというルールを追加しました。
「お仕事ワードウルフ」
職業にまつわるワードウルフを行う中で、二つの職業間の比較や、他に関連する職業についてつぼみメンバーと大学生とで考えることができました。
今回のイベントを通して、小学生の皆のイベントへの参加意欲の高さや元気ハツラツな姿のおかげで、つぼみメンバーも沢山笑い、楽しむことができました。
「お仕事×ゲーム」というテーマを持って活動した中で、小学生の皆が積極的に既に持っているお仕事の知識を教えてくれたり、真剣に説明を聞き、そこから更に意見を交わそうと進んで話し合ってくれたりしたことは何よりも嬉しかったです。
福島へ行く前のmtgで、スタッフ一同「次回もつぼみのイベントに参加してもらいたい！」という思いを共有し、福島の皆にそう思ってもらえるように活動してきました。
そのため、実際に、最後のお別れの時に「けいどろが楽しかった！」や「次もまた来たい」と色んな子に言ってもらえて非常に嬉しかったです。
学習支援会
キャリア教育イベントの後には、学習支援会を開催しました。
小学生参加者が各々夏休みの宿題などを持ってきて、つぼみメンバーがサポートしながら一緒に宿題をしました。
学習支援やイベント自体には初めて参加するつぼみメンバーも多かったのですが、時間が経つにつれて小学生とのコミュニケーションの取り方がわかってきたようです。
宿題を一緒にやることで、漢字の書き順などの基礎的な知識からどのような教え方をしたら良いのかということまで、意外と大学生としても学ぶことがとても多かったと感じました。次の学習支援会でまた会うのが楽しみです！
最後に
今回の活動は、南相馬市様、南相馬市教育委員会様、NPO法人南相馬こどものつばさ様にご後援いただき開催させていただきました。 また、つぼみプロジェクトは2023年度、一般財団法人日本児童教育振興財団様にご支援いただき活動しております。
ご協力いただいた各団体の皆さまに、この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました。
今回の経験を活かし、イベントがより良いものになるよう、これからも頑張っていきます。 今後とも、つぼみプロジェクトの応援をよろしくお願いします。