こんにちは!災害と教育事業部わたげプロジェクトの学生メンバー柚木です。
本記事では、2022年12月17日に、学生団体Teacher Aide大阪支部さんと共催した対面イベント「防災の教室」の活動報告を行います。
「教員1人ひとりを幸せにする」というミッションを掲げる学生団体です。教員を志す2人の学生によって、2018年12月1日に設立されました。「教員と志望学生の意識改革」「教育を社会の関心ごとに」「愛にあふれたコミュニティの創造」の3つを軸に活動しています。全国37つの支部があり、全国各地の支部でオフライン・オンライン問わず、様々なイベントを開催しています。近年ではフリーペーパーParaplyの発行などの活動も行っているそうです!
イベントの報告
本イベントは、2022年12月17日に、キャンパスプラザ京都にて対面で開催しました。
防災グッズ作成や防災ゲームを皆で実際に体験しながら、それらのツールを学校での防災教育に取り入れて、防災教育を楽しく、意味のあるものにする方法について話し合いました。
柔らかい雰囲気の中で、自分たちよりもはるかに経験豊富で災害についてよく知っている参加者の方にお話を聞いたり、意見を交換し合ったりすることができました。
まず、Teacher Aide大阪支部西村さんに教えていただきながら、新聞紙を使ったスリッパと、キッチンペーパーと輪ゴムを使ったマスクの作成を体験しました。
どちらも簡単にできるわりに役立つグッズだと感じたのですが、私は特に、災害時、床にガラスの破片等が散らばって素足での移動が危険なときにはけるスリッパが大変気に入りました。
はさみ等の工具を全く使用せず、新聞紙だけであのような丈夫なスリッパを短時間でつくれることに驚きました。「足の保護のためだけではなく、手袋や靴下代わりの防寒具としても新聞紙スリッパを利用できるのでは?」という意見もでて、新聞紙の優秀さを称賛したくなりました。
次に、わたげプロジェクトのメンバーが主体となって、防災ゲーム「たすカルテット」「クロスロード」「きけんはっけん」の説明と体験を行いました。「たすカルテット」では時間を忘れるほどゲームの楽しさに夢中になり、「クロスロード」では被災した受験生になりきって「避難所で受験勉強を続けるかどうか」という問いに向き合いながら、自分と違ったバックグラウンドを持つ人の価値観に触れることができました。
どれも防災や災害について楽しみながら学べるゲームで、学校現場でもぜひ取り入れてほしいと思いました。それと同時に、わたげプロジェクトが所有している他の防災ゲームもやってみたい、そしてそれらのゲームの楽しさをよりたくさんの人に知ってほしいと強く思いました。
おわりに
楽しいイベントではありましたが、広報や当日運営など、課題もみつけられたイベントとなりました。今回のイベントの振り返りをきちんとし、今後の活動に活かしていきたいと思います。
2023年も防災教育を広めるための楽しいイベントを企画・開催していきます!これからもわたげプロジェクトをよろしくお願いいたします。