令和4年8月3日からの記録的大雨により、新潟県、福井県、石川県、山形県、青森県の各地で甚大な被害が発生しました。被害に遭われた全ての方々に心からお見舞い申し上げます。
ROJEでは、現在2名が大きな被害を受けた新潟県村上市に入り、NPO法人村上ohanaネット、認定NPO法人カタリバと連携し、主に子どもたちに向けた居場所の支援活動を開始しています。
(ROJEは、2020年より、災害発生直後の被災地における緊急子ども支援を実施する体制の構築を目指して認定NPO法人カタリバ「sonaeru」とアライアンスを締結しています。)
災害による被害を受けた地域においては、子どもも大人も日常を奪われ、心身ともに大きなストレスがかかる状態におかれ、大人が子どもを十分に見守ることが難しくなります。
そこでROJEは、連携団体とともに、現地で子どもの居場所支援に取り組む地域団体「ふくちゃ部」さまの活動にご協力させていただく形で、子どもたちが、安心して学習や遊ぶことができる場を整えてまいります。
これまで東日本大震災の被災地における子ども支援を継続的に実施し、蓄積してきた「災害と教育事業部」のノウハウを活かし、現地の皆さまのお力になれるよう取り組んでいく所存です。
また、今回は福島県南相馬市での支援活動でも連携した新潟県立大学の植木信一教授のご協力をいただくこととなりました。具体的には、まずは工作活動のプログラムをご提供いただき、その後も連携し支援活動を進めていく予定です。
現在、村上市教育委員会、NPO法人村上ohanaネット、認定NPO法人カタリバでは、支援ニーズを把握するためのアンケート調査を行っております。
調査結果をもとに今後の支援内容を検討いたしますので、下記に当てはまる方は、ご協力お願いいたします。
回答対象:先日の水害により被災された子育て家庭(家屋の被災に限りません)
▶ニーズ把握のためのアンケート調査 (回答締め切り:8月13日(土)23:59)
なお、この度の活動は、コロナ禍での現地入りとなるため、PCR検査を実施し陰性を確認したのち、衛生面には十分に配慮しながら行っています。
最後に、この度の支援活動を被害発生直後に開始できましたのは、これまでにいただいたご支援があったからこそです。皆さまのご協力に感謝申し上げます。
現在も、引き続き災害時の子ども支援活動へのご寄付を募集しております。
いただいたご寄付は、今回の新潟県大雨の被災地域への支援活動のほか、今後の災害発生時のボランティアの派遣や子どもたちの学習支援のための資金として使用させていただきます。
何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。