皆さんこんにちは!災害と教育事業部わたげプロジェクトの池上です!
私たちは先日、淡路島にある野島断層保存館に行ってきました。阪神淡路大震災で出現した野島断層。ここではその断層が当時のまま保存され、地震の凄まじさを感じることができます。断層保存ゾーンでは、断層による様々な地形の変化が、カメラやパネルによって詳しく説明されていました。
地震のメカニズムがわかりやすくまとめられていたり、液状化現象の簡易実験装置があったりして、自然災害そのものに興味を持たせる工夫が凝らされていました。
中でも私が印象に残ったのは、やはり、国指定天然記念物でもある野島断層がそのまま保存されていたエリアです。破壊された道路や生垣のズレ、地割れなど、断層によるさまざまな地形の変化を見学することができました。また、地面を掘り下げたトレンチ展示もあり、そこでは断層による地形の違いを目で見ることができました。
野島断層以外にもメモリアルハウスがあり、そこは断層の横で被害が少ないながらも台所では食器棚が倒れて大変なことになっている様子が再現されていました。自分の家は大丈夫かと家に帰って見直そうと思ったほどです。
野島断層保存館は、阪神淡路大震災を語り継ぐだけではなく、将来起こりうる大地震についても考えさせてくれる場所でした。東日本大震災の揺れとの比較を体験するコーナーがあったり、迫り来る南海トラフの被害想定がされた掲示も沢山ありました。
皆さんも淡路島に行った折には是非一度、訪れてみてください!
我々わたげプロジェクトは、これからもさまざまな防災センターや保存館を訪れ、そこで学んだことを実践に活かしていけたらと思っています。
これからもわたげプロジェクトをよろしくお願いします!!