教員の多忙化が昨今、世間でも問題となっていますが、果たしてその実態はどうなのでしょうか。
文部科学省の2016年度教員勤務実態調査によると、小学校教員の33.4%、中学校教員の57.7%が過労死ラインを超えるとされる週60時間以上の勤務をしています。また、1日当たりの学校内勤務時間も2006年に比べて増加しています。
しかし先日、文科省が全国の教育委員会や都道府県に〈学校と保護者の連絡手段のデジタル化〉を通知しました。このように、教員の多忙化が問題となる一方でこのように教員の負担を軽減する動きもでてきているのかもしれません。
文科省〈学校と保護者の連絡手段のデジタル化〉を通知したことは、国から学校という働き方改革です。しかし、各学校単位でもこのように業務を効率化していくこともできるかもしれません。
もちろん教員の負担を軽減することで子どもに悪影響が出てきてはいけません。ただ、長時間働くことが子どものためになるとも限らないと思います。先生のためと子どものためを両立する方法もあるのではないのでしょうか。
本フォーラムでは「学校のあり方」を漆紫穂子氏、妹尾昌俊氏、隂山英男氏の3名のゲストとともに考えていきます。
気になった方はぜひフォーラムへお越しください!
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▶https://kyouikusaikou.jp/kanfo2020/
イベントの情報は随時更新していきます。
──◆イベント概要◆───────────────────────
◆イベント名:関西教育フォーラム2020
先生はどう働き、子どもはどう学ぶか ― コロナ禍で問う学校のあり方 ―
◆日時:2020年11月29日(日)15:00~17:00
◆形式:オンライン
※YouTube Live配信は限定公開であるため、お申し込みいただかないと視聴できません。
◆参加費:無料
◆申し込み:以下のフォームからお申し込みください。
※フォーム送信後、24時間以内に受付完了メールが届かない場合には、お手数ですがメールの受信設定をご確認いただき、 kanfo.info@roje.or.jpまでご連絡お願いします。
◆ゲスト登壇者:漆 紫穂子氏(品川女子学院理事長)
妹尾 昌俊氏(教育研究家、合同会社ライフ&ワーク代表)
隂山 英男氏(陰山ラボ代表、弊団体代表理事)
◆学生登壇者:菅原 靖(同志社大学社会学部2年)
◆定員:なし
◆主催:NPO法人 日本教育再興連盟(ROJE)
◆お問い合わせ:kanfo.info@roje.or.jp(担当:砂川)
◆後援:文部科学省、京都府教育委員会、京都市教育委員会
最新情報は以下のアイコンからご確認ください。
【関西教育フォーラムとは】
関西教育フォーラムは、NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)が毎年京都大学の学園祭である「11月祭」(通称NF)で開催しているイベントです。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインで開催します。
当フォーラムでは、その時々に即した教育に関する課題をテーマとして扱います。話題の教育テーマに関して、ゲストの方によるご講演や学生登壇者を交えてパネルディスカッションなどを行います。