8月19日から21日の日程で実施した、東京スタディーツアー2019の様子をご紹介していきます!
1日目
子どもたちが東京に到着してまず、大学生と一緒にアイスブレイクを行いました。瞬発力をつかって対戦するゲームやちょっと変わった自己紹介ゲームなどをし、少しずつ緊張がほぐれてきたようで、素敵な笑顔が見られました♪
その後地下鉄を使った「東京地下大探検」を行いました。チームで協力し、目的地にたどり着くための暗号を解いたり職業に関するミッションに取り組んだりして仲を深めました!
今回の探検のゴールは東京スカイツリーでした!下から見上げたスカイツリーの大きさに子どもたちはみんな釘付け!スカイツリー前で写真を撮ったあとはソラマチでお土産を買って、思い思いに楽しんでいる様子でした。
1日目を通して子どもたち同士の距離も子どもと大学生の距離も縮まりました。そして職業について深く考える準備にもなったように思いました。
2日目
まず午前に社会科見学を行いました。今回、株式会社アダストリア、大日本印刷株式会社、株式会社テレビ朝日、森ビル株式会社の4社にご協力いただきました。
そこで働いている南相馬では出会うことができないような方々に、どんな仕事をしているのか、どんな想いで仕事に取り組んでいるのか、その仕事に就くことになったきっかけは何か、など貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。
また、ここでのオフィス見学や体験ワークも子どもたちがより仕事を具体的に考えるきっかけとなったように思います。
午後は株式会社セールスフォース・ドットコムにご協力いただき、「お仕事新発見〜職業カード、ゲットだぜ!〜」という様々な職業を知るワークを行いました。
はじめに、チームで協力して職業に関する5種類のゲームに取り組みました。それぞれのゲームをクリアするともらえる「職業カード」をたくさん集めるべく頑張っている様子でした。
その後、集めた職業カードに書いてある仕事内容をみて、共通点がある他の職業カードを探し、みんなで意見を出し合ってグループに分けていきました。中には初めて知る職業もあり、子どもたちは興味津々。普段知ることのない新たな職業にも出会うことが出来たようです。
3日目
3日目では2日間知ったことを活かして自分と職業をつなぐワークを行いました。
最初に、自分のことを改めて知るためのワークを行いました。YESかNOの2択で自分のことについて考えたり、自分の好きなものをとにかく描く「偏愛マップ」を作ったりして、みんなの意外な一面も覗くことが出来ました。
次に、職業について整理するワークを行いました。自分の知っている職業をとにかく出す「お仕事出し放題」も、その中にある自分の気になる職業をチームのみんなに当ててもらう「職業当てクイズ」もチームで楽しく取り組んでいました。2日間で出会った職業や、自分が気になっている職業についてもう一度考えてみる時間になりました。
最後には、それらを使って自分と職業をつなげてマップにしていくワークを行いました。自分の興味・関心のあることから職業につなげてみたり、気になっている職業から自分の興味・関心を引き出したりしてどんどんマップを広げていきました。
自分の新たな可能性に気づいた子やこの3日間で初めて出会った職業に興味を持った子も多く、とても有意義なものになったのではないでしょうか。
この3日間、子どもたちが楽しみながらも成長していく様子を見ることができました。子どもたちがこのスタディーツアーで知ったことはこれからもきっと役に立っていくと思います。子どもたちにとっても、大学生にとっても思い出に残るものとなったのではないでしょうか。
つぼみプロジェクトは2019年度
公益財団法人 電通育英会さま
一般財団法人 人間塾さま
よりご支援いただき、活動しております。