このたび、当法人、特定非営利活動法人日本教育再興連盟(ROJE)理事の伊藤駿が、日本自然災害学会の令和8年度「学術発表優秀賞」を受賞いたしましたので、ご報告いたします。
本賞は、第45回日本自然災害学会学術講演会において優れた研究発表を行った者に贈られるものです。
伊藤が千葉大学の石田祥代教授と同大学大学院修了生の阿部壱成氏と共同で行った発表「知的障害児家庭はなぜ一般避難所に向かわなかったのか ―能登半島地震における避難・生活拠点決定の複線径路(TEM分析)―」が評価され、令和8年9月24日付で表彰を受けました。
本研究は、能登半島地震の際に、知的障害のあるお子さんのいるご家庭がどのように避難先や生活の拠点を決めていったのかを、ご家庭の語りをもとに丁寧にたどったものです。一般の避難所を選ばなかった背景にある迷いや判断の過程を明らかにすることで、災害時に支援が届きにくいご家庭の実情を示すものとなっています。
ROJEでは、災害と教育事業部を中心に、能登半島地震で被災した子どもたちの居場所づくりや学習支援に取り組んでまいりました。伊藤は現在、京都教育大学 教育創生リージョナルセンター機構 総合教育臨床センター 学びサポート室の講師として、研究と教育実践をつなぐ活動に従事しております。今後も、研究で得られた知見を現場の支援に生かし、災害時にも一人ひとりの子どもとご家庭が安心して過ごせる環境づくりに努めてまいります。
伊藤駿コメント
「このたび、日本自然災害学会より学術発表優秀賞をいただき、大変光栄に思います。お話を聞かせてくださったご家庭の皆様に、心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、災害時にも一人ひとりの子どもとご家庭が安心して過ごせる環境づくりに、引き続き取り組んでまいります。」
参考
京都教育大学 学びサポート室「伊藤駿講師が日本自然災害学会『学術発表優秀賞』を受賞しました。」
https://manasapo-kyokyo.com/news/post_6240/
