こもれびプロジェクトのスタッフ研修会#4を実施しました!

こんにちは!新人学生スタッフのとみーです。 

今回は新人ならではの視点でこもれびプロジェクトのスタッフ研修の様子をお届けします。スタッフの熱い議論を是非ご覧ください!!

私たちは月に一度、社会人・大学生スタッフが集まり、日々の活動の振り返りやスキルアップのための研修会を実施しています。 普段の活動では目の前の子どもたちに全力で向き合っていますが、この研修は一度立ち止まって、活動全体の意義やこれからのことをじっくり話し合う貴重な時間となっています。

第4回目となる今回のテーマは、「これまでの振り返りと、来年度に向けた土台づくり」です 。 早いものでプロジェクト開始から1年が経ち、私たちの活動も少しずつフェーズが変わってきています。今回は、これまで私たちが提供してきた「価値」を再確認し、この場所をよりよい場所にするための工夫をスタッフ全員で考えました 。

私たちの価値

付箋を使って出し合った意見を整理すると、私たちが大切にしている価値として、主に以下の3つの視点が見えてきました 。

子どもたちにとって:「勉強を教えてもらえる」「自分らしく過ごせる」「安全安心」な居場所であること

保護者にとって:「安心して預けられる」「専門家に相談できる」という信頼

地域、社会にとって:「多様なバックグラウンドを持った人同士」が交流する場の提供

以下、話し合いの一部をご紹介します。

自分らしく、君らしく

「勉強を教えてもらえるってやっぱり大きいですよね、一人だけで勉強するって大変ですから。」

勉強を教えてもらえる機能が大切であることはもちろん、『自分らしく過ごせる』ことや『安全安心』であることが、この場所の価値だと改めて思います。

「たしかに、NPO法人が主体で子どもの専門家が常にいることが安心や信頼に繋がってるし、大きな強みだよね。」

 「学校でも家でもない場所で、大学生のお兄さんお姉さんとフラットに関われるのも大きいよね。」 

「勉強が好きな子もいれば、苦手な子もいます。どちらの子にとっても、『ここにいていいんだ』と思えるアットホームな雰囲気はこれからも絶対に守っていきたいですね。」

学校や家庭以外に自分たちのペースに合わせて勉強できる環境を提供している所はやはりHikariLoungeの強みでしょうか。また、安心できる環境で自分らしくいられるこの場所をこれからも大切にしていきたいですね。

これからのこもれびプロジェクト

プロジェクトをより良くするためのnewアイデアをこちらも付箋に書き出して話し合いました。ボードが付箋で埋まった様子はプロジェクトの明るい未来を想起させました。

以下、話し合いの一部をご紹介します。

「子どもたちにとっても、スタッフにとっても魅力的な場所であり続けるために、新しいイベントを企画してみたいです。工作系や、他校の子とも交流できるような機会があると良さそうです。」

 「遠方からでも通えるシステムがあるといいかもしれませんね。より多くの子が参加してくれると嬉しいです。」

「ゆくゆくは社会科見学のようなものができたら楽しいかも。「体験」の機会を増やしてみたいね。」

こもれびプロジェクトをより素敵なものにするためたくさんの意見が飛び交いました。全体として「交流を増やす」「体験イベントを企画する」「より多くの人が利用しやすいように工夫する」このような意見が目立ちました。プロジェクトをより良いものにしていくために今回出たアイデアを参考に実践していきたいですね。

~執筆者の感想~

改めまして新人学生スタッフのとみーです!今回、私にとっては初めてのスタッフ研修でした。始まる前は「どんな研修なのか」とわくわく。終わってみるとこれからのこもれびプロジェクトにわくわく。そんな研修でした。

「そんな研修ってどんな研修だよ」と思った、そこのあなた!ごめんなさい、真面目に書きます。。。

今回の研修を通して、私たちが日々何気なく行っている活動が、子どもたちや保護者の方々、そして地域にとってどのような「価値」になっているのかを、言葉にして共有できたことは大きな収穫だと思います。今回共有できた「価値」はこれからも大切にしていきたいです。

また、これからのこもれびプロジェクトに大きく道筋がつきました。こもれびプロジェクトの「これから」に期待感を抱けたのではないでしょうか。軌道修正を繰り返しながら、プロジェクトをさらにパワーアップさせていきたいです。

一方で、「未来」のことだけで頭がいっぱいになってもいけないと思っています。現在、HikariLoungeにはたくさんの子どもたちが来てくれています。一人一人の「今」にこれからも全力で向き合っていきたいと思います。

研修中に付箋を使って意見を書き出しましたが、もうすっごい数の付箋でした。ヤギが喜んでしまいそうな数です。(※実際はデジタル付箋なのでヤギは喜びませんでした)    

冗談はさておき、研修は大いに盛り上がり、非常に実になる議論ができたのではないでしょうか。これからも子ども達が安心して過ごせる居場所をつくるために、スタッフ一同で研修を重ねていきます。

拙い文章でしたがここまで読んでいただきありがとうございます。

次回またどこかで~~~~~~

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