こもれびプロジェクトのスタッフ研修会#1を実施しました!

こんにちは!大学生スタッフのしらたまです。

こもれびプロジェクトでは、8月より、月に一度、社会人・大学生スタッフが集まって、居場所支援に必要な知識やスキルを学び合う研修会を実施しています。

普段、Hikari Loungeや七尾市での活動の中で感じている不安を共有したり、実際の事例をもとに適切な対応を考えたりしながら、より安心できる居場所づくりを目指しています。

第1回目となる今回は、

「子どもの居場所に大切なもの」

をテーマに8名のスタッフが集まって話し合いを行いました。

まずは全体で『子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)』を参考に、子ども達の守られるべき権利についてもう一度考えを深めました。その上で、活動中に守るべきルールや子ども達との関わり方について改めて確認しました。

その後、グループに分かれて「子どもの居場所に大切な要素、視点、考えは何か」について議論し、意見を共有しました。

話し合いの中では、複数のスタッフから共通して

「居心地の良さ・安心感」

が重要だという声が多く挙がりました。

具体的には「自分の意見を尊重してもらえること」「共感してもらえること」「自由の担保があること」「やりたいことができること」などの声が多く挙がりました。普段関わっている子どもたちを思い浮かべながら、より具体的な意見を出すことができたと思います。

また、別のスタッフからは

「スタッフや子どもたちに多様なバックグラウンドや個性があること」

も大切な要素であるという意見がありました。

似たタイプの人ばかりではなく、多様な人々が集まることで、「自分の存在も肯定されている」と感じられる安心感に繋がるのではないか、という考えました。

HikariLoungeや七尾市の活動に参加しているスタッフは個性豊かでそれぞれが特技を持っています。居場所に来てくれる子どもたちも年齢が幅広く、自分のやりたいことを自由に楽しんでいます。

研修での話し合いを振り返ると、改めて活動の中にも「安心感」や「居心地の良さ」が生まれていることに気づくことができました。これからもそれらの良さを活かしつつ、子どもたちがより安心できる居場所づくりを続けていきたいです。

執筆者の感想

今回、初めて研修という形でスタッフが集まり、話し合いを行いました。活動を共にしている仲間が自分と同じような考えを持っていることを知り、安心しました。

私自身は、活動の中で「子どもたちの考えや気持ちを否定しないこと」「子どもたち一人ひとりの性格やペースを知ろうとし、それに合わせて行動すること」を特に意識しています。この姿勢が「安心感」や「居心地の良さ」につながっていれば嬉しく思います。

また、参加したスタッフからは「普段の活動の中で、これほど多くのスタッフと意見を共有できる機会はなかなかないので、とても良い経験になった」という声を多くもらいました。スタッフ研修の意義を改めて感じるとともに、今後もこのような話し合いの機会を設け、さまざまな考えを共有しながら活動に生かしていきたいと思いました。


おわりに

以下のプロジェクトページでは、こもれびプロジェクトが取り組んでいる活動をご紹介しています。

これからもこもれびプロジェクトは、子どもたちに寄り添えるような居場所や企画を作っていきたいと考えています。このような活動を継続していくためにも、みなさまからの寄付を募集しています。

いただいた寄付は、責任をもって居場所の運営費用や運営を一緒に進めていく大学生スタッフの採用費等に使用させていただきますので、ご支援賜れますと幸いです。500円より、ご寄付を受け付けております。

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