先日、6月7日に京都教育大学にて行われた教員向け研修会「第1回 特別支援教育スキルアッププログラム」にて、「障害のある子の防災教育 ~災害が起こったときに困りごとを減らすには~」という講義をさせていただきました!
講師は理事の伊藤駿が務め、わたげプロジェクトの学生も防災ゲーム体験会の実施という形で参加しました。

当日は、京都府内の特別支援学校に勤められている教員のみなさまに多くご参加いただき、誠にありがとうございました。
講演では、伊藤より、これまで複数の被災地域で子ども支援にあたってきた経験と、専門である特別支援教育やインクルーシブ教育の視点を踏まえ、平時からできる災害への備えや心構えについてお伝えするとともに、ROJEのプロジェクトの一つである「わたげプロジェクト」より学生3名が登壇し、防災に関する知識を学べる「防災ゲーム」についてご紹介させていただきました。
子ども達の特性に合わせて、使い方や難易度を柔軟に変えることができるよう、わたげプロジェクトの学生たちが実際に遊んでみて汎用性が高いと感じた「ぼうさいまちがいさがし」や「防災カードゲーム」を中心に紹介し、参加者の方々にも実際に体験していただきました。

ご参加いただいた方からは、「思ったよりも楽しめて、使いやすそう」「特別支援学校では実際にどうやって活用できるだろう」などといったご意見やご感想をいただき、防災ゲームをより実践的な授業へ繋げる方法について考えるきっかけにもなりました。
これからも、子ども達のニーズに合わせた防災教育をお伝えしていけるよう、全国の教育関係者の皆さまと協力しながら考え続けていきたいと思います。
この度は貴重な経験をいただき、ありがとうございました。ご参加いただいた皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。
なお、このような講演会は、ご依頼を受けて全国で実施しております。 ご希望の場合、まずは一度当ホームページのお問い合わせフォームより詳細をご連絡ください。
