先日、11月14日に行われた「令和6年度石川県特別支援学校PTA連絡協議会」の研修会にて、「減災のススメ~災害が起こった時の困りごとを減らすためには?~」というテーマのもと、当団体理事の伊藤 駿が講師を務めさせていただきました。
当日は、石川県内特別支援学校の学校長様や、PTA会長様をはじめとした保護者の方々に多くご参加いただきました。
講義では、伊藤より、今年1月に発生した能登半島地震をはじめ、これまで複数の被災地域で子ども支援にあたってきた経験と、専門である特別支援教育やインクルーシブ教育の視点を踏まえ、平時からできる災害への備えや心構えについてお伝えしました。
また、ROJEのプロジェクトの1つで、防災教育の普及に取り組む「わたげプロジェクト」の学生2名も登壇し、日頃から教員の皆さまや子どもたちに対して実施している、災害対策に関する知識が学べる防災ゲーム「ぼうさいまちがいさがし」のワークショップも行いました。
こちらは、災害が発生した際、どのような場所にどのような危険があるのかをゲーム感覚で学びながら、日常に潜む危険にアンテナを張っていただけたらと思い企画しました。
今回の能登半島地震の際にも課題となりましたが、災害時、特別支援学校に通う特別なニーズのある子どもたちへの支援はなかなか行き届かない状況で、より一層平時からの備えが重要となります。
ROJEとしても、今後も全国の教育関係者の皆さまと連携させていただきながら、いざという時の困りごとをなるべく減らしていけるよう、防災教育に取り組んでいけたらと思います。
この度は、貴重な機会をいただきありがとうございました。石川県特別支援学校PTA連絡協議会の皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。
教育関係者の皆さまへ
ROJEでは、災害時の対応や防災関連のテーマにて、実際の被災地での活動経験を踏まえた研修や講演を行っています。ご興味のある方は、希望する日程や対象、内容等の詳細を記載して、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。