こんにちは!学生スタッフのはんちゃんです。
4月14日に「第27回 はじめての親の会」が開催されました。
当プロジェクト主催者2名による講義と保護者の方同士のグループワークを行い、ギフテッドについての理解を深めました。今回は会の概要と、私が参加した感想をまとめていきたいと思います。
当プロジェクト主催の専門家2名によるミニ講義
当プロジェクト運営メンバーである専門家2名が、それぞれの専門性を活かした内容でギフテッドについてのミニ講義を行っています。
精神科医の佐藤駿一からは、発達障害とギフテッドの関連や違い、ギフテッドの子どもの特性、抱えがちな困難について医学的な観点から説明が行われました。
特別支援教育の専門家の伊藤駿からは、学校教育体制や支援のほか、ギフテッドの合理的配慮や進路選択の可能性について説明が行われました。
保護者の方同士のグループワーク
会の後半では、保護者の方同士でお子様に関する悩みや困りごとをシェアする場として、グループワークを実施しています。
今回はお子様の年齢をもとに4組のグループに分かれていただき、学校でのことや進路のことなど、様々な悩みを共有していただきました。また、各グループにはファシリテーター(主に専門家や社会人スタッフ)が1人配置され、ディスカッションの進行や、保護者の方からの質問・相談への回答を行いました。
私は中学生のお子様がいる保護者の方のグループの話し合いを見学しました。新学期が始まったため、環境の変化に対する不安を抱えている方が多くいらっしゃいました。
また、高校以降の進路という中学生特有の課題についての議論が特に盛り上がっていました。
進路の問題については、このグループのファシリテーターを担当した精神科医の佐藤から、お子様の現在の登校状況や性格を基準に考えると良いというアドバイスがありました。
ディスカッションに参加された保護者の方が、他の方のお話に共感され、時折表情を緩ませていらっしゃるのが印象的でした。このグループワークが保護者の方にとって、日々の悩みを共有する憩いの場となっていましたら幸いです。
また、保護者の方から直接お子様の様子をお聞かせいただき、学生スタッフとしても貴重な勉強の場となりました。
できる〜む体験会
会の最後には、当団体のサービスについて紹介させていただき、「できる〜む」の体験会を行いました。
保護者の方に実際に「できる〜む」に入っていただき、中の様子をご覧いただきました。また、普段子どもたちとどのように遊んでいるかについて、学生スタッフから簡単に説明しました。
はじめての親の会及びできる〜む体験会は来月以降も開催する予定ですので、ぜひご参加いただけると嬉しいです!
おわりに
これからもギフテッドプロジェクト「sprinG」は、子ども・保護者の方々双方に寄り添えるような企画を作っていきたいと考えています。
この活動を継続的に行っていくためにも、みなさまからの寄付を募集しています。
いただいた寄付は、責任をもってイベントの会場費やコミュニティ運営を一緒に進めていく大学生スタッフの採用費等に使用させていただきますので、ご支援賜れますと幸いです。1000円より、ご寄付を受け付けております。
今後も色々な企画を実施していきたいと思っておりますので、ぜひご期待ください!
プロジェクト詳細は以下ページよりご覧ください。プロジェクトの全体像や今後のイベント情報などについて、お知らせしています。