2月29日、当団体理事の中丸和(大阪大学大学院、日本学術振興会特別研究員)が、同じ研究グループに所属する大森直樹・東京学芸大学教授、大橋保明・名古屋外国語大学教授とともに、能登半島地震で被災した子どもの「受け入れ教育」について提案をまとめ、記者会見を実施しました。
「受け入れ教育」とは、災害発生前とは別の学校で被災した児童生徒を受け入れて教育を行うことを指し、これまでの阪神・淡路大震災や東日本大震災での教育実践記録を調査した結果をもとに、転入した子どもを受け止め、周りの子どもたちと自然に話せるようにするための様々な工夫や配慮について、全国の学校に対して提案を取りまとめました。
中丸は、実際に1月7日より石川県内で子どもの支援活動に従事しており、現場で子どもたちや保護者、教員、行政職員と関わりながら研究活動を行っています。
ROJEでは、引き続き、今困っている現地の方々の役に立つ活動を続けていくことはもちろん、今回の災害から得た学びを次につなげていくための研究活動にも力を入れて取り組んでまいります。今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
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