小学館「せんせいゼミナール」主催イベント「教育界のレジェンド 鈴木惠子 先生による対面ライブ限定講座 『心を動かし、自ら考え行動する子供を育てる』」をサポートしました

2023年3月25日(土)に開催された、小学館「せんせいゼミナール」主催のイベント「教育界のレジェンド 鈴木惠子 先生による対面ライブ限定講座 『心を動かし、自ら考え行動する子供を育てる』」の実施に5名のEDUPEDIAメンバーが携わりました。

当日は、会場の設営や参加者の誘導といった業務に加え、講座も聴講させていただき、非常に学びの多い時間となりました。

鈴木惠子(すずき・けいこ) 静岡県藤枝市の元公立小学校教諭。教育委員会指導主事、管理主事、小学校校長等を経て退職。好きなものは花と自然。

「心を動かし、自ら考え行動する子供を育てる」授業

今回のイベントの主題は「子供ファーストの授業」と「心を育てる学級づくり」です。授業実践が、教育史に残る授業名人・有田和正氏により「日本一の授業」と評された鈴木惠子先生を講師に迎え、お話を頂きました。

講座の中では、現役時代の鈴木学級6年生の国語科「きつねの窓」の授業を記録した動画を拝聴しました。

動画内では、子供たちの豊かなリアクションや積極的な発言が見られ、個々の子供が伸びやかに学ぶ姿勢が印象的でした。そして何より、クラス全体に満ちる互いの言葉を傾聴する空気に感銘を受けました。

子供の「やりたい」という意欲を引き出すとともに、子供の状況をよく捉え、最適な教師の役割を探る鈴木先生の手法により、個々の子供が「主役」となった授業展開がなされていました。

講座の中では、現役時代に意識されていたことや、授業と学級経営との関係性など、鈴木先生のご実践を支えるものを具体的にご教示いただきました。

なお、小学館「みんなの教育技術」のWEBサイトに掲載されている「鈴木惠子の『教師として大切にしたいこと』」という連載記事にて、鈴木先生のお考えがご紹介されています。ご関心のある方はぜひご覧ください。

参加者の皆様の熱量

今回のイベントにはおよそ70名の申し込みがあり、多くの現役教員の方々からPTAとして活動されている保護者様、記者の方々まで、様々な形で学校現場に携わっている方が参加されていました。

講座の終盤には、鈴木先生に対して参加者の皆様から数多くのご質問がなされ、一人ひとりのお悩みや考えを対話的に共有する貴重な時間となりました。

私自身、休日にもかかわらず、このようなイベントの場に足を運び、一つでも多くの学びを得ようとされている先生方の真摯な姿勢に直接触れることができ、日ごろ「頑張る先生を応援する」教育情報プラットフォームを目指して活動しているEDUPEDIAの一員として、身が引き締まる思いでした。

参加された先生方から頂いた熱いご感想の一部をご紹介します。

「鈴木先生の「在り方」そのものが学びの塊でした。(中略)自身の子どもへの向き合い方を再度問い直し、技ではなく在り方で語れる人を目指したいと思います」(群馬県公立中学校教諭・瀨戸山千穂)

「鈴木先生の一時間の授業を映像で見ることができて、本で想像していた部分をより理解することができました。(中略)子どもたちのことを信じる、任せる気持ちをもって、4月から担任する子どもたちと向き合いたいと思います」(公立小学校教諭・匿名希望)

現場の声を生かしたWEBサイト運営

私たちは、学生主体でWEBサイトの運営を行っていることもあり、WEBサイトを利用されている現役教員の皆様にお会いする機会はあまり多くありません。

しかしながら、今回のイベント設営・参加を通じて、生きた学校現場に向き合っておられる教員の皆様に直接お会いし、実際のお悩みを聞いたり、意見交換をしたりすることができました。

今回鈴木先生のお話から学んだ「共感力」を育む「子供ファーストの授業」のあり方や、教員の皆様のお声、参加者の皆様とのコネクションを、今後の記事執筆やWEBサイト運営に活かして参りたいと思います。

末筆ながら、このような貴重な機会をくださった小学館様に感謝申し上げます。


今後、より一層小学館様とEDUPEDIAとの連携を強め、さらなる充実したコンテンツの提供を目指して参ります。
引き続きEDUPEDIAをよろしくお願いいたします。

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