こんにちは!ギフテッドプロジェクト改めsprinGの大学生メンバーの中村です。
4月から、ギフテッドプロジェクトの総称を「sprinG」と名付け、この名前を使っていくことになりました。
(名前に込められた想いや今後の活動については近日記事公開予定です!)
さて、sprinGとして始動して早々、4月2日(土)に「第1回ROJE sprinG DAY」というイベントを開催しました。
今回は、国立オリンピック青少年記念センターにて、「親の会」「子どもと大学生の交流会」を同時に実施し、10組を超える親子にご参加いただきました。
特に、対面での子ども向けイベントは初めての試みでしたが、大きな問題もなく無事に終えることができました。
参加してくださったみなさまありがとうございました。
以下、子ども向けイベントの中身を中心にお伝えします!
2つの企画から好きな方を選んで参加!
今回は、子どもたちに思い思いに楽しんでもらうべく、
①言語学オリンピックの問題を一緒に解いていく部屋
②フリートークの部屋
の2つの部屋を用意しました。
それぞれどんな様子だったのか、ご紹介していきます。
①言語学オリンピックの問題を解こう!
企画①「言語学オリンピックの問題を解こう!」のお部屋では、大学生と子どもたちが協力し、「言語学オリンピック」の過去問に取り組みました。
言語学オリンピックとは、実在する「初めて見る言語の法則を解き明かす」ことを目標とする科学コンテストです。(詳細はこちら)
ヒントをもとに言語の規則を推理し、パズルのように問題を解くことができます。
この企画には小中学生4人が参加してくれました。
企画では言語学オリンピックに関する説明を行った後、実際に過去の問題を解いてみました。
参加者たちは「難しい……」と頭を悩ませつつも、大学生からヒントをもらったり、子どもたち同士で答え合わせをしたりしながら順調に解き進めていました。
企画中にはそれぞれのペースで問題を解いていた子どもたちでしたが、企画の前後や休憩中は思い思いに談笑する様子が見られました。
各々の好きなゲームについて話したり、みんなで窓から桜を眺めたりと、終始和やかな雰囲気が流れていました。
②大学生となんでもフリートーク!
フリートークのプログラムには、幼稚園生から中学生まで8名の子どもたちが参加してくれました。
開始時には緊張からか口数が少なかった子どもたちも、だんだんと打ち解けて話をしてくれるようになりました。
企画は主に、子どもたちの好きなことを大学生が一緒に行う形で進みました。
子どもたちは、持参した本やおもちゃを題材に大学生と話したり、運営側が用意した塗り絵やトランプをしたり、それぞれの興味・関心に合わせて楽しんでいました。
また、プログラムの開始時点では大学生と1:1で話していた子供たちも、時間が経つにつれて子ども同士の遊びに移っていったのが印象的でした。みんなで折り紙を折ったり、部屋の前に集まってホワイトボードに落書きしたりと、遊びを通して年齢を超えた関わりが生まれていました。
2時間ほどのプログラムが終了し、子どもたちは名残惜しそうに会場を後にしていました。イベントを楽しんでくれた様子を見て、対面で開催できたことを嬉しく思いました。
終わりに
今回は「対面での子どもの交流イベント」「親の会と子どもの会の同時開催」と、二重の意味で”初”となり、主催としても緊張を感じながらの開催でしたが、無事に終了でき、ほっとしています。
隣で開催していた親の会に参加された保護者の方からは、「初めて同じ立場の保護者と話をできて良かった」、「子どもを隣で見ていてくれるのがありがたかった」などのご感想をいただき、子どもたちの楽しそうな笑顔を見ることもできました。
参加者のみなさまのご協力に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
これからもギフテッドプロジェクト「sprinG」は、子ども・保護者の方々双方に寄り添えるような企画を作っていきたいと考えています。
現在、この活動を継続的に行い、ギフテッドの子の居場所づくりを作っていくために、みなさまからの寄付を募集しています。
いただいた寄付は、責任をもってイベントの会場費やコミュニティ運営を一緒に進めていく大学生スタッフの採用費等に使用させていただきますので、ご支援賜れますと幸いです。1000円より、ご寄付を受け付けております。
最後までお読みいただきありがとうございました。今後の活動にもぜひご期待ください!