第7回防災教育実践交流会を開催しました!【開催報告】

こんにちは!災害と教育事業部 わたげプロジェクトの学生メンバー白杉です。 本記事では、3月20日に開催した第7回防災教育実践交流会の様子をご紹介します。

防災教育実践交流会とは?

「防災教育実践交流会」とは、防災教育の担い手育成と防災コミュニティの形成を目的とした交流会形式のイベントです。
「防災」や「防災教育」に関心を持つ人々を対象にしており、防災に精通する専門家の講演会を行ったり、参加者が互いの経験や実績内容などを共有しフィードバックし合ったりすることによって、防災教育実践について知見を高めるとともに、学び合えるコミュニティを形成することを目指しています。

7回目の開催となる今回は、5つの防災団体による活動発表と参加者同士の座談会をオンラインで実施しました。防災活動を積極的に行っている方や学校教員、学生など計14名の方々にご参加いただきました。

5つの防災団体の発表

当日は、主催団体であるわたげプロジェクトに加え、つぼみプロジェクト、まちキャラパーク実行委員会、大八まちづくり協議会、よんなな防災会学生部の計5団体がそれぞれ今まで行った防災教育実践や防災活動、今後の活動の方針などをテーマに発表を行いました。

自分たちの活動と似ているもの、今後の活動に取り入れられそうなもの、初めてみる新しい発想のものなど、自分たちの活動と照らし合わせながら、さまざまな防災教育のあり方について学ぶことができました。 また、Zoomのチャット機能を利用し、発表者の一方的な報告ではなく、発表者と参加者の双方的な意見共有の場をつくることができました。

参加者からは、
「具体的な活動内容の発表で、大変参考になった。」
「今後学校で実践を模索するのでそれぞれの発表者と繋がれればありがたい。」
といったご感想をいただきました。

一方で、
「子どもに対する活動は見えるが、学校(教員)の姿が見えない。」
「催しの紹介のみになっているのではないか?」 といったご意見もいただき、こちらは次回以降より良いイベントを作っていく際の課題としていきたいと思っています。

座談会

イベントの後半では、参加者同士が自由に意見を交流するための「座談会」を行いました。Zoomのブレイクアウトルームを使用し、3〜4人程のグループに分かれ、発表の感想共有したり、防災・防災教育のあり方や意義などについて話し合ったりしました。

参加者からは、
「様々な立場の方々と交流でき、有意義な時間が過ごせた。」
「発表で気になった団体の方といっしょに座談会ができてよかった。」

とご好評をいただきました。

「時間がもう少し長い方が良い。」「気になる登壇者に直接話を聞きにいけるようにしてほしい。」 といったご意見もいただきましたので、こちらも今後にぜひ活かしていきたいと思います。

最後に

今回、様々な団体の活動を知ることで、自分たちの活動とは違う新しい防災教育の可能性を考えることができ、非常に学びの深いイベントになったと感じています。

イベント後のアンケートでは、発表者の満足度は100%、参加者の満足度は約77%という結果でした。

今年の秋に予定している第8回防災教育実践交流会では、今回の課題を解消し、参加者にとって満足度の高い交流イベントを目指したいと考えています。 そして、充実した交流を通して、より一層参加者同士のつながりを強化し、防災コミュニティの輪を広げていければと思います。

これからもわたげプロジェクトの活動にご期待ください。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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