【関西教育フォーラム2021】学生登壇者インタビュー

【学生登壇者インタビュー】

11月21日(日)YouTube Liveにて開催した、関西教育フォーラム2021「今こそ、教育格差を語ろう。− “誰ひとり取り残さない”を目指す、with ICT 時代の教育とは −」で学生登壇者を務めた永井綾さんにインタビューを実施し、フォーラムを振り返ってもらいました!!

 

ーなぜ学生登壇者になったのですか。

昨年のかんふぉでは、企画部の1年生として学生登壇者の先輩を支える立場にいました。ミーティングのなかで自分の考えを忖度なく伝え、議論を深められた実感はあったのですが、テーマと本当に全力で向き合えたのかと自問すると胸を張って「やりきった」とは言えない自分がいました。この後悔を来年こそは晴らしたい。そんな思いが強かったかもしれません。


ーそうだったんですね。フォーラムの目玉でもある、登壇ゲストとのパネルディスカッションはいかがでしたか。

一言でいうと、難しかったです(笑)  準備期間、学生がファシリテートする意味ってなんだろうとずっと考えていました。正直、納得のいく答えは見つからないまま当日を迎えてしまいましたが、少し前まで「子ども」だった立場、まだまだ知識不足・経験不足な立場から、視聴者目線で話題提供ができればいいなと思っていました。

ゲストの方々と事前に打ち合わせを行ったり、各人のこれまでのご活動や発信をインプットしたりと準備はしてきましたが、当日初めて聞くことのできたエピソードやお考えも多く、大変勉強になりました。

特に、今村さんの「可哀想な子を『正解』である標準にしてあげようという考えではなく、どんな子どもにも個別最適な学びが必要だと思う。」とのご発言は、これからの教育や支援活動を考えるうえで忘れてはならない非常に重要なご指摘であると感じました。
まだまだお聞きしたいことが沢山ありましたし、登壇者の方々のお話を捉えきれていない返しをしてしまったこともありましたが、フォーラム終了直後はなんとか最後までやりきれたという安心感が大きかったです。


ー本当にお疲れさまでした。ところで、今年のフォーラムのテーマは「教育格差×ICT教育」でしたが、なぜこのテーマになったのですか。

GIGAスクール構想という先進的な取組みが全国で進められるなかで、その光の部分に隠れて、不安や悩みを抱える子どもたちを見落としてはいないだろうか、と思っていました。

学校内で一人一台タブレットを使える環境というのは非常に可能性に満ちていると思います。私が小学生だった10年前を思い浮かべると、想像もできないような光景です。一方で、既存の教育で取りこぼされてきた子どもたちが、一層置き去りになってしまうのではないかという危機感を覚えました。「誰でも、どこでも、色んな教材や情報にアクセスできるのだから、あとは全部自分次第だよね」という自己責任論の強化につながりかねないと思ったんです。

諸刃の剣ともいえるICTと、教育はどのように向き合っていくべきか。私自身じっくりと考えてみたいと思ったのが今回のテーマを選んだきっかけです。


そんなテーマを念頭に考えられた、「今こそ、教育格差を語ろう。− “誰ひとり取り残さない”を目指す、with ICT 時代の教育とは −」というフォーラムのタイトルにはどのような意味が込められているのでしょうか。

「今こそ、教育格差を語ろう。」は、もちろんフォーラムのなかで登壇者同士が語り合うパネルディスカッションの時間を意識したものでもありましたが、このフォーラムを視聴した一人ひとりが周囲の人と語り合ってほしい、課題解決への第一歩は語ることから始まるのではないかという思いから頭に浮かんだ言葉です。

私自身、大学に入ってから出会った友人たちと、互いのバックグラウンドを夜通し語り合った時間からとても多くの気づきを得てきました。考え方の違いを興味深く感じたり、自分の想像力のなさに落ち込んだり……。

もちろん語るだけでは現実はなにも変わらないのですが、他人の考えや人生に触れることって面白いし、そこで感じたモヤモヤがいつの日か自分にとって大事な選択につながっていくのではないかということを、特に同世代の学生の方々に伝えたいと思っていました。


ー最後に、フォーラムに関わって得られたこと、気づいたことなどがあれば教えてください。

フォーラムの準備を進めていくうちに、「問題意識を伝える」「考えるきっかけを提供する」それだけで本当にいいのか、もっと他に今すぐやるべきことがあるんじゃないかと悩む時間が増えていきました。「学生がこういった問題に向き合っている姿に勇気をもらっています」といった声をいただくこともあるのですが、やはり実際に子どもたちに直接働きかける活動が、私たちROJEにより一層必要となっているなと思います。

社会に問題提起をすることで、社会の一員としての自分たちに足りない部分というものも自覚させられた。これが一番の気づきですかね。大人の方から厳しい言葉をいただくこともありましたが、「学生だから」とある意味受け流すのではなく、正面から向き合ってくださったことに非常に感謝しています。

この経験を余すことなく活かせるようなアクションを今後起こしていきたいです。


―ありがとうございました。参加者の方のなかにも、何かしらのアクションを起こそうと思った方もいらっしゃると思います。

そうですね。このフォーラムを通じて、教育に関わろうという人が一人でも増えていたら嬉しいです。
そして、現在(2021年12月)ROJE関西では冬新歓を行っているので、少しでも教育に興味を持った学生の方がいればぜひ一緒に活動していきたいです。詳しい活動内容などは、新歓HPやTwitterをご覧いただければと思います。教育についてともに考え、行動する新しい仲間をメンバー一同お待ちしております!

 

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