【関西教育フォーラム2021】特集記事②

【特集記事②】~ICT教育~

特集記事第2弾!

みなさんこんにちは! 関西教育フォーラムで企画を担当している菊地です。
かんふぉ2021のテーマは「教育格差×ICT教育」!
ということで、フォーラムでの学びをより深くしていただくために、全3回の特集記事を投稿していきます。
第2弾では、テーマのうち「ICT教育」についてお伝えしていきます!

【特集記事①~今村久美氏~】はこちら

「誰一人取り残さない」教育

「ICT教育」と聞いて、「最近よく聞く単語だな」なんて思った方もいるかもしれません。その背景には、コロナ禍によってオンラインで行われる教育が増えたことがあるのではないでしょうか。そんななか、「GIGAスクール構想」と呼ばれる取り組みが国全体で行われています。

GIGAスクール構想とは、文部科学省の発表によると以下の2つを目標とした取り組みです。

・「1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現する」
・「これまでの我が国の教育実践と最先端のICTのベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出す」

これらのうち、私たちは教育格差を考える上で「誰一人取り残さない」という部分に注目しています。

この取り組みによって現在の小中学校では、教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数は1.0人、校内ネットワークの整備率は98.0%にまでICTの普及が進んでいます。このことからも、「誰一人取り残さない」教育に近づいていると言えます。

 

教育格差×ICT教育

ICTが普及したことで、教師の業務状況が改善され、子ども一人一人に合った学びを提供することができるようになり、生徒同士の双方向性を意識した学習ができるようになってきています。このような教育の変化は、生徒の学びをより深め、広げることにつながると考えられます。そのため、生まれた地域や家庭の経済状況によらず、質の高い教育を受けることができるようになると言われています。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

実は、ICT教育が格差を広げる可能性も存在します。

例えば、ICT活用に積極的な教師と苦手意識を持つ教師では、ICTの普及によって得られる利点に差ができてしまいます。

また、私たちが重要視しているのは生徒の意欲や自己効力感の格差です。もしすべての子どもが平等にデジタル教材やインターネットの情報にアクセスできる状況になったとしても、学習への意欲や自己効力感の差からICTによって得られる恩恵に格差が残ってしまいます。そのため私たちは、一人一台端末の配布だけでは「誰一人取り残さない」教育にはならないと考えています。 

このように格差を是正できる可能性を持つ一方で、逆に助長してしまう可能性もあるICT教育に、私たちはどのように向き合っていけばよいのでしょうか?

あなたも本フォーラムで考えてみませんか?
みなさんのお申込みをスタッフ一同心からお待ちしております!

(参考文献)
文部科学省ホームページリーフレット,https://www.mext.go.jp/content/20200625-mxt_syoto01-000003278_1.pdf 2021年11月1日最終閲覧
文部科学省,GIGAスクール構想に関する各種調査の結果https://www.mext.go.jp/content/20210827-mxt_jogai01-000017383_10.pdf 2021年11月1日最終閲覧

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【イベント概要】

◆イベント名:関西教育フォーラム2021
今こそ、教育格差を語ろう。
− “誰ひとり取り残さない”を目指す、with ICT 時代の教育とは −

◆日時:2021年11月21日(日)15:00~17:00
◆場所:オンライン(YouTube Liveにて配信予定)
◆参加費:無料
◆申込み:
https://forms.gle/CbCjRc1ii4X2fsED7 
※フォーム送信後、24時間以内に受付完了メールが届かない場合には、お手数ですがメールの受信設定をご確認いただき、
kanfo.info@roje.or.jp までご連絡お願いします。        
※YouTube Live配信は限定公開のため、ご視聴には申込みが必要です。

◆ゲスト登壇者
 今村 久美氏:認定NPO法人カタリバ代表理事、公益社団法人ハタチ基金代表理事
 鈴木 寛氏:東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策・メディア研究科教授、NPO法人日本教育再興連盟代表理事
(五十音順)
 ※当初、登壇予定でした隂山英男氏に関しましては、諸般の事情により降板となりました。ご了承ください。

◆学生登壇者:永井 綾(京都大学総合人間学部2年)
◆定員:なし
◆主催:NPO法人日本教育再興連盟
◆お問い合わせ:
kanfo.info@roje.or.jp (担当:佐々木)
◆後援:文部科学省、京都府教育委員会、京都市教育委員会

関西教育フォーラム2021の最新情報は以下のアイコンからご確認ください。

 

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