【特集記事①】~今村久美氏~
○特集記事第1弾!
こんにちは!関西教育フォーラム2021で企画を担当している岸本です。
今回のフォーラムのテーマは「教育格差×ICT教育」。
そこで、学びをより深いものにしていただくため、全3回の特集記事を投稿します!
第1弾はゲストのお一人、「意欲と創造性をすべての10代へ」を使命に活動を続ける認定NPO法人カタリバ代表理事、今村久美さんについてご紹介します!
○今村久美氏のご活躍
今村さんは2001年、大学在学中にカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラム「カタリ場」の活動を開始しました。
このプログラムは、親でも、友だちでもない「ナナメの関係」にある少し年上の先輩と対話することで、将来について主体的に考えるきっかけづくりを支援するものです。
2011年の東日本大震災以降は子どもたちに「学びの場」と「居場所」を提供するなど幅広い教育支援事業を行い、日本を代表する社会起業家として活躍されています。
このようにカタリバを設立して20年以上、学校の外から10代の子どもたちに直接寄り添って教育支援を続けてこられました。
そんな今村さんだからこそ、コロナ禍で浮き彫りになった教育格差の問題や、どうすれば教育格差が是正できるのかについて、カタリバでの実際の活動を踏まえながら本フォーラムでお話ししていただけるのではないかと思います。
また新型コロナウイルス感染拡大に伴い、カタリバでは経済的に苦しい家庭に向けて、いち早くパソコンとWi-Fiの無償貸し出しを行われてきました。
「つながり」や「学びの伴走者」との対話から子どもたちにとって必要な豊かな関係性を築いていく「キッカケプログラム」やオンライン上のフリースクール「カタリバオンライン」のサービスも提供されています。
○教育格差×ICT教育
コロナ禍をきっかけに政府はICT機器の導入を推進し、子どもたちの学習環境は大きく変化しました。
ICT教育によって子どもたちの学びを個別最適化できるようになれば、学力の格差は解消できるかもしれません。
しかし、子どもたちの学びへの姿勢はICTの力だけでは十分に育むことができない可能性があり、子どもたちの意欲の格差につながりかねません。
本フォーラムでは、視聴者の方に教育格差を是正する手段としてのICT教育について考えるきっかけをつくっていただきたいと思っております。
今村さんがキッカケプログラムの教育支援から見てこられた、「学びの伴走者」や「ナナメの関係」という観点から、現在ICT教育によって家庭や学校にどんな問題が起こっているのか、これからICT教育はどうなるのか、また教育現場・行政・NPO、そして私たちには何ができるのかについてお話ししていただけることが楽しみです!
あなたも本フォーラムでもっと詳しいお話を聞いてみませんか?
皆さまのお申込みをスタッフ一同心からお待ちしております!
(参考文献)認定NPO法人カタリバホームページ:https://www.katariba.or.jp/outline/
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【イベント概要】
◆イベント名:関西教育フォーラム2021
今こそ、教育格差を語ろう。
− “誰ひとり取り残さない”を目指す、with ICT 時代の教育とは −
◆日時:2021年11月21日(日)15:00~17:00
◆場所:オンライン(YouTube Liveにて配信予定)
◆参加費:無料
◆申込み:https://forms.gle/CbCjRc1ii4X2fsED7
※フォーム送信後、24時間以内に受付完了メールが届かない場合には、お手数ですがメールの受信設定をご確認いただき、kanfo.info@roje.or.jp までご連絡お願いします。
※YouTube Live配信は限定公開のため、ご視聴には申込みが必要です。
◆ゲスト登壇者
今村 久美氏:認定NPO法人カタリバ代表理事、公益社団法人ハタチ基金代表理事
鈴木 寛氏:東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策・メディア研究科教授、NPO法人日本教育再興連盟代表理事
(五十音順)
※当初、登壇予定でした隂山英男氏に関しましては、諸般の事情により降板となりました。ご了承ください。
◆学生登壇者:永井 綾(京都大学総合人間学部2年)
◆定員:なし
◆主催:NPO法人日本教育再興連盟
◆お問い合わせ:kanfo.info@roje.or.jp (担当:佐々木)
◆後援:文部科学省、京都府教育委員会、京都市教育委員会
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