今回のフォーラムでは、ゲストにSHOWROOM株式会社の代表取締役社長である前田裕二さんをお呼びします。
彼は自身の著書『メモの魔力』の中で、メモの知的生産性を最大限発揮するための重要なフォーマットについて、このように述べています。
①インプットした「ファクト」をもとに
②気付きを応用可能な粒度に「抽象化」し
③自らのアクションに「転用」する
(幻冬舎,p,47~48)
実際に得たファクトだけでなく、経験から得た気付きも抽象化し自らのアクションに転用できるメモを取り続けること
これによって付加価値的なアイデアを創造できることはもちろん、情報核の伝導率、傾聴能力、構造化能力、言語化能力など様々なものが身につくと前田さんは仰っています。
それでは、前田さんによる「ファクト→抽象化→転用」のフォーマットを“子どもの学び”に当てはめるとどうなるでしょうか?
我々はこう考えます。
①ファクト:学校や塾での授業をはじめとする日常の中で子どもに与えられる知識や経験
②抽象化:子供たちが与えられた知識や経験を自らの学びに変えること
③転用:子どもたちが得た学びを社会や日常生活に転用すること
今回のフォーラムのサブタイトルである「― 社会につながる学びとは」には、子どもたちが絶えず好奇心を持ち得た学びを社会に転用できる教育の在り方とは何か、という意味があります。
その答えをフォーラムで一緒に考えてみませんか?
お申し込みはこちら▶https://bit.ly/2IXrB2h
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イベントの情報は随時更新していきます。
──◆イベント概要◆───────────────────────
◆イベント名:関西教育フォーラム2019「人生のコンパスを子どもたちに ― 社会につながる学びとは 」
◆日時:2019年11月24日(日)15:30~17:45(開場15:00)
◆場所:京都大学吉田キャンパス 法経本館第一教室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/
※有名な時計台やクスノキがある方のキャンパスです。
◆参加費:無料
◆申し込み:以下のフォームからお申し込みください。
※定員が上限に達しましたら申し込み打ち切りとさせて頂きます。ご了承ください。
※事前にお申込みいただいていた場合も、開演15:45以降は当日席として開放しますのでお早めにお越しください。
※Facebookイベントページの「参加予定」を押すだけではお申し込みは完了しませんので、ご注意ください。
※フォーム送信後、24時間以内に受付完了メールが届かない場合には、お手数ですがメールの受信設定をご確認いただき、 kanfo.info@roje.or.jpまでご連絡お願いします。
◆ゲスト登壇者:前田裕二氏(SHOWROOM株式会社 代表取締役社長)
隂山英男氏(隂山ラボ代表、弊団体代表理事)
鈴木寛氏(東京大学教授、慶應義塾大学教授、弊団体代表理事)
◆学生登壇者:瀬崎颯斗(同志社大学社会学部2年)
◆定員:500人
◆主催:NPO法人日本教育再興連盟(ROJE) 関西学生事務局
◆お問い合わせ:kanfo.info@roje.or.jp(担当:金田)
◆後援:文部科学省、京都府教育委員会、京都市教育委員会
※服装に関する指定は特にございません。
※会場内での飲食はご遠慮ください。蓋のしまるお飲み物は持ち込み可能です。
【関西教育フォーラムとは】
関西教育フォーラムは、NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)が毎年京都大学の学園祭である
「11月祭」(通称NF)で開催しているイベントです。
当フォーラムでは、その時々に即した教育に関する課題をテーマとして扱います。話題の教育テーマに関して、ゲストの方によるご講演や学生登壇者を交えてパネルディスカッションなどを行います。