【災害と教育事業部 わたげプロジェクト】合宿in宮城県・岩手県を実施しました!Part1:1日目

ブログをご覧のみなさま、こんにちは!ROJE関西の潮です!
9月16日から9月23日にかけて、NPO法人ROJE「災害と教育事業部」のメンバーで7日間の合宿を宮城県と岩手県で行いました。

宮城県仙台市に到着した私たちは、震災遺構の『仙台市立荒浜小学校』へと向かいました。目的地に向かう道中は、かさ上げ工事をしており、見上げる高さの丘の上に道路があるというイメージでした。
目的地に到着すると校舎の3階部分に「ありがとう 荒浜小学校」の文字が掲げられていました。周囲に遮るものがないからか、それとも海が近いからなのか、風が非常に強く感じられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

震災当日、荒浜小学校には2階部分まで津波が到達したそうです。よく見ると、津波到達を示す看板がありました。大人2人分以上の高さでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校舎内に入ると、様々な資料を閲覧可能でした。
当時の様子を物語る手記、荒浜地区の歴史や文化、災害への備えなどが展示されていました。廊下には、全国各地から訪れた方々のメッセージがびっしりと貼られていました。
瓦礫等は撤去されていますが、床や壁には津波が押し寄せた爪痕がしっかりと残っていました。2階に置かれていた棚には海水に侵食されて錆びていました。また、天井にも飛沫で飛んだ跡がありました。津波が校舎の中に勢いよく押し寄せたと想像できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、実際に現物を見たり、展示されている資料を閲覧したりする中で、まだまだ私たちの知らなかった話や出来事が多く存在していることを改めて実感させられました。展示されている手記には、津波によって以前の荒浜地区の風景を思い出すことができなくなってしまったことが悲しく、そして悔しいと綴られているのが特に印象的でした。

次は、同県名取市閖上地区にある『閖上の記憶』を訪れました。

ここでは、津波に関する資料や閖上地区の写真等を見ることができました。資料の中には、震災以前の閖上地区の航空写真が展示されており、スタッフの方からお話を伺いました。工事によって道が整備され、街並みが変わったことや津波で流された瓦礫は海から数キロ内陸を走る高速道路に堰き止められたことなど多くのお話を聞かせてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特にスタッフの方が強くおっしゃっていたのは、「ここは心のケアができる場所」ということです。多くのものが、閖上地区に押し寄せた津波によって失われました。思い出の品や大切な場所が無くなっただけではなく、中には、大切な人を亡くされた方もおられます。彼らの心と思い出の整理の一助として、閖上の記憶が存在しているそうです。実際に、心のケアの取組みの一貫として閖上地区のジオラマ作品を展示していました。

今回の合宿では、津波の被害を大きく受けた場所を訪問していきました。今まで、私はハード面の復興について注目していましたが、被災者の心まで考えていませんでした。合宿を通して、ソフト面の心情について合わせて考えていこうと感じたのが最大の気づきだと思っています。

※本活動は、Yahoo!基金より「夏休み《学生ボランティア》被災地支援活動助成プログラム」のご支援を頂いております。

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