福島の未来を考える復興支援
キャリア意識が育ちにくい環境にいる子どもたちが(いろんな選択肢を知った上で)自分にとってベストな選択ができるように。福島県南相馬市の小中学生を対象にキャリア教育による震災復興支援を行っています。東京での宿泊型イベント「東京スタディーツアー」を中心に震災・原発事故によって働く大人の姿を見る機会が減少した子どもたちへと支援しています。
活動紹介
運営主体
関東学生事務局
活動参加可能地域
関東事務所(東京・御茶ノ水)での週1のミーティングに参加できる方
活動対象
福島県南相馬市在住の小中学生
活動頻度
毎週日曜日(15:00-18:00)に、ROJE関東事務所またはZOOMを使用したオンラインでのミーティング
年間スケジュール
- 毎月1回、提携校にて授業やワークショップを行っています。
<その他の活動>
春(4月-6月) -
- 春新歓
- 夏(7月-9月)
-
- つぼみ合宿・学習支援(@南相馬)
- 東京スタディツアー
- 秋(10月-12月)
-
- 学習支援(未定)
- 春イベント
- 学習ボランティア(未定)
主な活動
福島県南相馬市の小中学生を対象に2泊3日で行う「東京スタディーツアー」では企業に協力を仰いで行う社会科見学のほかに、私たち大学生が考案するワークショップを行います。
「キャリア意識が育ちにくい環境にいる子どもたちが将来自分にとってベストな選択ができるようにする」という目標を達成するためにはどんな企画にしたらいいのか。昨年までの企画とその反省を活かしながら日にちごと、企画ごとの目標を設定して企画づくりに取り組みます。
例えば、キャリア教育として自分の性格や好き嫌いを理解し長所や短所として捉える企画を行うときには、その聞き手となる大学生と子どもにある程度の信頼関係がなくては子どもは自己開示をしてくれません。その一助となるような”仲良くなる”ための企画を、参加してくれる多くの子どもたちと大学生が初対面のスタディーツアーで行う必要があります。そういった3日間の流れを考えながらそれぞれの企画づくりをしていく。学校の授業づくりに似たような、でもちょっと違う角度での発想が求められます。
つぼみプロジェクトは、東日本大震災で被災した南相馬市の子どもたちを対象に活動しています。キャリア教育をするにしても、子どもたちと仲良くなるためにも相手のことを知る必要があり、そのためにはその子たちの住む環境のこと、そして震災のことを知る必要があります。
つぼみプロジェクトでは、年に1回、実際に現地を訪問してフィールドワークを行う合宿を実施しています。実際に現地の方にお話を聞いたり、OB・OGの勉強会に参加したり、ROJE関西の防災教育プロジェクト「わたげプロジェクト」と合同で防災ゲームに取り組んだり、震災によって南相馬市がどのような被害を受け、どのように立ち直って、そしてどんな未来を描きながら進んでいるのか。周辺の地域はどのような被災を経験しているのか。そういったことを学びながら、企画に活かす取り組みをしています。
こんな人におすすめ!
- 南相馬の子どもたちに夢を届けたい人
- 震災復興支援に興味のある人
- キャリア教育に興味のある人
- 遊ぶのが好き、楽しいことが好きな人
- 文章を書く、デザインすることに興味のある人
活動を通して身に付く能力・経験
- 企画をつくる力
- キャリア教育に関する知識
- チームで協力して進める力
- 広報や人事などの事務作業
- 震災についての知識
- 東日本大震災での津波・原発災害の知識
- 被災者の想いにふれる機会
- 子どもから考える企画づくりの方法
- 企画を運営する力
- チームをマネジメントする能力