〇インタビュー ~復興支援事業「つぼみプロジェクト2014」を終えて~

八巻義徳様(福島県飯舘村教育長)教育長

 

「憧れが努力を生む」

全村避難中の飯舘村の保護者の就労環境は大きく変わった。今、子ども達は大人たちの働く姿をなかなか見られない。仕事は収入を得るためでもあるが、社会との関わりをつくり、世のためになる自分を確認することでもある。明るく働き、楽しく仕事を語る大人の姿は子どもの夢をつくる。

この度、日本教育再興連盟の「つぼみプロジェクト」で、それが実感できた。8月、飯舘村出身の小学生26人は、ファシリテーターの学生さんの下で、グループに分かれ、大学の受講、先端企業の訪問で、仕事の夢を活き活きと語る大人に出会った。

笑顔で子ども達に寄り添う学生さんから人と関わる憧れ、大学の授業で知ることへの憧れ、会社訪問で仕事を朗らかに語る大人への憧れがあった。子どもの憧れは夢になり、熟成すると希望になる。希望が努力を伴うと現実になる。そのスィッチはそれぞれが持っている。今回、それを探し出していただいた。当プロジェクトにご支援とご協力、そして運営にあたっていただいた皆様に感謝申し上げます。