《第一部》24日(土)10:00~11:30

◆中川哲氏(日本マイクロソフト業務執行役員)による「ICT教育」

『タブレット端末とクラウドを用いた21世紀にふさわしい教育でのICT活用~各自治体の動きから~』

教育再生実行本部による提言によれば、「教育再生の3本の矢」として、1.英語教育?の抜本改革と2.理数教育の刷新、3.ICT教育が謳われています。ICT教育に関しては2010年代中に小中高校などで1人1台、タブレット(多機能携帯端末)を利活用することが盛り込まれています。また、現場では、児童生徒1人1台タブレットの導入を決められた自治体が出始めています。
1人1台タブレット化が現実味を帯びてきた今、どんなことがICTでできるのか、導入にあたってどんなことを考慮しなければならないのか、事例を交えながらご紹介いたします。

中川様【中川哲氏プロフィール】

国内ソフト開発会社でのソフトウェア開発、企画、営業職を経て、1997年 マイクロソフト株式会社に入社。
マイクロソフトでは、入社当初、認定パートナー向けのマーケティング プログラムにて、マイクロソフト全製品のデモンストレーション キット開発、普及活動を担当。そして、大規模顧客担当営業部門に移動し、エンタープライズ担当マーケティングとして、お客様が製品を購入する前の検討技術資料や販売促進資料の開発と整備を行った。その後、サーバー製品マーケティング部門に移動し、Exchange Serverのプロダクトマネージャとして、Exchange 2000 Serverの出荷を行う。そして、SQL Serverマーケティング担当へと替わり、エンタープライズ市場でのRDBMSマーケティングとして主Storage Aria Network分野でのパートナー アライアンスを立ち上げた。その後、どう部門で、Exchange ServerやSharePoint Serverなどのコミュニケーション関連製品グループ、そして、System Management ServerやOperation Managerなどのシステム管理関連製品グループのマネージメントを歴任し、Windows Server製品グループのマネージャーを担当。Windows Server製品グループでは、Windows Server 2003 R2の出荷を担当すると共に、Active Directoryの日本市場での普及活動を行った。
2006年より、Windows製品マーケティング グループにて、製品技術マーケティングと法人市場向けマーケティングの2つの部門を担当し、Windows Vistaの出荷を行った。そして、現在、コマーシャルWindows本部 本部長として、引き続き、同職を担当する。

陰山英男氏、山根僚介氏による「徹底反復学習」合同講座

『学力が伸びる学習法』

子ども達がさまざまな教科を理解できていないとき、皆さんはどういった指導をされますか?多くの課題を子どもに課し、指導をする方が多いでしょう。しかしそれだと、かえって学力は伸びない場合があります。まずは、『読み書き計算』の徹底反復学習が大切です。これを徹底することで、さまざまな教科の学力も伸びてきます。そして、ただ単に『読み書き計算』の指導をすれば良いのではありません。「正しい方法で」行うことが何より大切です。その意味と具体的な指導法を提案したいと思います。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA【陰山英男氏プロフィール】

1958年兵庫県生まれ。岡山大学法学部卒。兵庫県朝来町立(現朝来市立)山口小学校教師時代から、反復学習で基礎学力の向上を目指す「?山メソッド」を確立し脚光を浴びる。2003年4月尾道市立土堂小学校校長に全国公募により就任。百ます計算や漢字練習の反復学習を続け基礎学力の向上に取り組む一方、そろばん指導やコンピューターの活用など新旧を問わず積極的に導入する教育法によって子供たちの学力向上を実現している。2006年4月から立命館大学 教授(立命館小学校副校長 兼任)に就任。現在は、立命館大学 教育開発推進機構 教授(立命館小学校校長顧問 兼任)。他に、文部科学省・中央教育審議会 教育課程部会委員、大阪府教育委員会委員長にも就任。著書に「学力は1年で伸びる!」(朝日新聞出版)「若き教師のための授業学」(日本標準)「親が伸びれば子は伸びる」(朝日新聞出版)「?山メソッド 徹底反復 ニガテ  克服シリーズ」(小学館)他多数。

山根僚介【山根僚介氏プロフィール】

1976年、広島県生まれ。鹿児島大学教育学部小学校教員養成課程を卒業後、広島県福山市立水呑小学校に赴任。2003年4月、公募により尾道市立土堂小学校に赴任し、同年、同じく公募により校長に赴任した?山英男氏のもと、「情報科」担当としてICT機器を活用した授業の開発・実践に携わる。その成果は、フラッシュ教材による基礎基本の確かな習得、タブレットPC(手書き入力パソコン)の活用による漢字習得率の向上など、多岐に及んでいる。現在は、福山市立日吉台小学校 生徒指導主事を務める。また、?山英男氏が代表を務める、『徹底反復研究会』の副代表も務める。教師としてのモットーは「克己復礼・忘己利他」。

《第二部》24日(土)12:30~14:00

◆三宅義和氏(英会話イーオン 東京本社社長)による「英語教育」

『将来のグローバル人材育成への提言~英語が好きになる瞬間~』

グローバル化が進む中で、これからの日本が発展していくためには、 世界共通の言葉である英語を使いこなせる人材の育成が、日本の 将来を決めるくらい大きな課題だと感じています。日本人の英語 学習者が伸び悩む理由の1つに、正しい学習方法を教わったことが ないことが挙げられます。学校で学ぶ英語・知っている英語を、 使いこなせるようにするためにはちょっとしたコツが必要です。
その点を、イーオンに在籍するTOEICテストスコア満点を保持する 日本人教師に聞いたアンケートをもとに、「英語が好きになる瞬間」 についてもご紹介させていただき、将来のグローバル人材育成への 提言をさせていただく予定です。

写真2【三宅義和氏プロフィール】

株式会社イーオン東京本社社長。 英会話イーオンは1973年創立の英会話スクール。全国47都道府県の 主要都市に253のスクールを有し、企業・社会人・学生・児童を 対象としている。受講生は約10万人。今年40周年を迎えた。

http://www.aeonet.co.jp/

◆西内啓氏(元東京大学大学院助教授)による「英才教育」

『最新の研究が明らかにした世界標準の才能教育』

「才能」あるいは「天才」という言葉を聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか? 高いIQでしょうか?音楽の絶対音感でしょうか?それとも美術やデザインのセンスでしょうか?
確かにそれらは全て一種の才能ですが、それが全てではありません。というよりも、膨大な人間の才能のうちごく一部にしかすぎません。 「才能」あるいは「強み」はどんな人でも様々なものを持ちあわせています。 しかしながら、「一人ひとりの多様性を認める」といったお題目だけでは具体的にその人のどのような「強み」に着目すればいいのかわかりません。 本講座では心理学、教育学、組織行動論などの最新の研究をもとに「才能」に気づき、伸ばすためのフレームワークについてお話したいと思います。

西内氏【西内啓氏プロフィール】

1981年生まれ。東京大学医学部卒(生物統計学専攻)。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバード がん研究センター客員研究員を経て、現在はデータに基いて社会にイノベーションを起こすための様々なプロジェクトにおいて調査、分析、システム開発および戦略立案をコンサルティングする。著書に『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)、『世界一やさしくわかる医療統計』(秀和システム)、『コトラーが教えてくれたこと』(ぱる出版)など。