鈴木寛先生にインタビュー!③

05.04


【5月祭2014登壇者 鈴木寛先生インタビュー③】

~本当のグローバル化の話をしよう~

 

みなさん

こんにちは

 

五月祭教育フォーラム2014(以下、五月祭)

プロジェクトメンバーの凌文恵です。

 

鈴木寛先生のインタビューの第3編です。

五月祭の来場者の方に向けてのメッセージもありますので、最後までご覧ください。

 

 

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鈴木寛先生インタビュー③

 

すずかんインタビュー③

 

日本社会の格差からグローバル社会の格差へ

?

―グローバル化が日本にもたらす影響はどのようなものがあるのでしょうか?

 

 

これまでの日本社会は、ある程度の大学に入っていればなんとか社会で生活していくことができました。

ですが、グローバル化が進むこれからの日本において、学歴というものは全く意味を持たなくなっていきます。

 

これからは、先ほども言った通りActive(積極的)な人間とPassive(消極的)な人間に分かれていきます。(第2編参照)

このふたつには大きな格差がでていきます。

つまり、Active learner(能動的学習者)はどんどんチャンスを得ていくのに対して、Passive learner(受動的学習者)はどんどん搾取される対象になっていってしまうのです。

 

中卒でもActive learnerになった人間はその世界でちゃんと生きていくことができます。

一方、単に大学を通過儀礼のように終えた人は結局Passive learnerになってしまうでしょう。

今までは誰でも使えた成功方程式が、これからは個々人の幸せの方程式に変わっていきます。

 

チャンスは世界中にあります。

Active learnerになることで、世界から非常に有意義な人生を見つけることができるでしょう。

 

 

グローバル化によって変わる日本教育のメリット、デメリット

 

―グローバル化に向けて変えることが注目されていますが、日本の教育だからこそ良いところはどこしょうか?

 

日本の教育は、ものすごくクオリティが高いです。

 

グローバル化によって教育は大きく変化すると思いますが、日本のいいところは残せばいいのです。

 

日本では、小,中,高,と基礎を勉強しますね。

その後にある大学というものは、各分野の、ある種の専門特殊言語を学ぶ場なのです。

その分野、業界での用語や文法を学ぶことで、それを駆使してそれぞれの現場でコミュニケーションができるようになります。

 

要するに、読めて、書けて、聞けて、話せる。

この四つのリテラシーを、どのような業界でもその分野の専門用語レベルで正確に使えるようにすることに関していえば、日本は世界一だと思います。

また、日本は底上げがとても得意です。

全員を平均値にする標準教育にとても長けています。

それは、日本人が何かを無理やり教え込まされることに耐える能力や、無理やり教える能力がとても高い人種だからです。

 

その反面、日本の教育の問題点は2000年から全く変わっていません。

それは、『学びのモチベーション』が低いということです。

 

子どものレベルを5段階に分けたとしましょう。

つまり、日本はレベル2,3,4,の子どもたちへの教育は得意なのです。

しかし、レベル1の子どもたちをひきあげることと、レベル5の子どもたちをより伸ばすことが苦手なのです。

レベル1とレベル5の子どもたちへの教育は、その子に合った教育をカスタマイズする必要があります。

 

この点が、これからの日本の課題になってくるでしょう。

 

 

 

―最後に、五月祭の来場者の方々にメッセージをお願いします。

 

日本のメディアからでは伝わってこない、あるいは知りえない重要なことが、教育の現場にはものすごくたくさんあります。

現場で現在起こっていること、これから起こりうること、それを本当に知りたい方々には、ぜひ五月祭に足を運んでもらいたいです。

『真の情報』とは待っていても来るものではありません。

待っていて来る情報は発信者がある意図をもって流している情報なのです。

その情報に流されないこと、それを鵜呑みにして人生の大事な選択や判断を誤らないこと。

 

そのためには、大人達も学生達も自分から足を運んで、『真の情報』を集めてほしいと思います。

 

『グローバル化の本当の話』を伝えることのできるフォーラムにするつもりなので、ぜひたくさんの方に来ていただきたいです。

 

 

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3回に分けてのインタビュー報告、いかがだったでしょうか?

 

今回30分弱という短い時間でのインタビューでしたが、鈴木寛先生の知識と考えの深さに感銘をうけました。

グローバル化と聞くとテーマが大きすぎてイメージしづらかったのですが、今回のインタビューを通して、本当のグローバル化についてよく知ることができました!

 

フォーラムでは今回のインタビューよりも更に深く、グローバル化について学べる貴重な時間になると思うので、ぜひ会場で一緒にグローバル化について考えましょう!

 

 

「五月祭教育フォーラム2014」
に興味を持たれた方がいらしたら、是非こちらをご覧ください。

 

参加を希望される方は以下のフォームよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1fcKhxMv2D4OySFXyO_eZwnXsQfGMEyd8iEanmohb6tU/viewform

 

皆様のご参加心よりお待ちしております。

 

 

 

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