鈴木寛先生にインタビュー!①

05.03


【五月祭2014登壇者 鈴木寛先生インタビュー①】
~本当のグローバル化の話をしよう~

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

五月祭教育フォーラム2014(以下、五月祭)
プロジェクトメンバーの宇野元気です。

4月7日(月)に当団体の理事であり、五月祭2014の登壇者である鈴木寛先生にインタビューを行いましたので、その報告をさせていただきます。

(鈴木寛先生のプロフィールはこちら

みなさんはグローバル化についてどのくらい知っているでしょうか。

メディアやインターネットから流れてくる情報は正しいものばかりではありません。
多くの気づきにあふれたインタビューを、全3回に分けてお伝えしていきたいと思います。

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鈴木寛先生インタビュー①

鈴木寛 ①

どう変わっていくのか、そして、どう変えていくべきか

―グローバル化の中で日本の公教育はこれからどのように変わっていくのでしょうか?

どう変わっていくのかというよりも、どう変えていくのか、という話にした方が良いですね。

まず、現状として、グローバル化は避けては通れません。

グローバル化は今になって始まったことではなく、明治維新以来、日本はずっとグローバル化しています。
まず、物のグローバル化が起こりました。
次に金融のグローバル化。

そして、いよいよ人のグローバル化が2000年ぐらいから本格的に始まりました。
みなさんが働く時には、母国語を別にする人や、異なる文化の中で育ってきた人たちと一緒に、チームで仕事をすることになっているでしょう。

ただ、日本の現在の公教育の体系は、そのような実態を前提としたものになっていませんでした。

現在の学校にも残っている20世紀型教育は、工場で働くためにマニュアルを覚えて、正確に再現するという能力を身に付けることを目指していました。
しかし、そのような能力を必要とする仕事は、機械の仕事になっていっています。
日本の社会の仕事はもっと付加価値型の仕事になっていくでしょう。
そして、バックグラウンドの違った人たちと現場でどうやって行動していくか、ということにもなると思います。

国際化教育や異文化コミュニケーション教育をものすごく頑張っている先生は多くいます。
しかし、受験に力を入れている学校では、そういった先生は浮いてしまっています。
それは、この現状を理解している人とできていない人の差が激しいからです。

グローバル化に向けての教育を校長や教員が全員が理解しているということが大事です。

そのために、新しく教員になるみなさんにも、この現状にリアリティを持って行動してほしいです。

学校のグローバル化のカギは、中学校・高校の管理職

―これから、どう教育が変わっていくのか、どう変えていくべきかという話を伺ったのですが、小学校、中学校、高校、大学の中で、グローバル化という意味でこれから1番変わっていく、変わるべきなのはどこになるのでしょうか。

全てのことは同時にやるべきです。
ですが、やはり中学校、高校の校長や教頭などの管理職でしょう。

というのは、国際化に関心のある教員はいますが、その人たちを応援するか、その人たちの動きを抑制するのか、というところの鍵を握っているのは、中高の管理職だからです。

みなさんも含めた、教育に携わっている人達が、いろんな良い芽を応援するのかしないのか。
このことに、グローバル化に向けて学校が変わっていけるかどうかが、かかっているのです。

鈴木寛先生インタビュー②に続く

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今までは日本の公教育はグローバル化に対応できる教育になっていないと思っていました。

インタビューを終えて、それは僕が偏った情報だけしか知らなかっただけで、グローバル化に対応するために頑張っている先生や自治体は、たくさんあるのだということに気づくことができました。
そして、そのような人達を応援したり、自分も行動することがとても大事だと思いました。

グローバル化について考えるよい機会になると思うので、ぜひ会場に足を運んでください!

「五月祭教育フォーラム2014」
に興味を持たれた方がいらしたら、是非こちらをご覧ください。

参加を希望される方はこちらのフォームよりお申し込みください。

皆様のご参加心よりお待ちしております。

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