【つぼみプロジェクト】岩手県・宮城県へのフィールドワークについて

ROJE学生ブログをご覧の皆様、いつもありがとうございます。

震災復興支援事業つぼみプロジェクトでは、11月14・15日に、岩手県・宮城県へ施設見学・フィールドワークを行いました。ブログでは「フィールドワーク編」と「大槌コラボスクール編」と分けてお伝えしたいと思います。
今回は「大槌コラボスクール編」をお送りします。

〇被災地の放課後学校「コラボ・スクール」とは〇

被災地の放課後学校「コラボ・スクール」は、津波や地震によって家が無くなり、安心して勉強ができる環境が無い子のための場所として、NPO法人カタリバによって設立されました。2011年に宮城県女川町、岩手県大槌町に開校され、その後福島県にもその活動を広げています(双葉みらいラボ)。当時は、道端で勉強するような子どももいたそうです。どんなに勉強したいという気持ちがあっても、集中して打ち込める環境がなければ、勉強に取り組むことは難しいのではないでしょうか。
また、カタリバさんの活動は安心して勉強できる環境を提供するにとどまりません。以下ホームページからの引用です。

「この子どもたちから、10年後の日本にイノベーションを起こしてくれる未来のリーダーが生まれると、私たちは信じています。そのために私たち大人がはたすべき役割は、『可哀想な子どもたち』に、ただ一方的に“与える”という支援ではありません。彼らに寄り添いながら学習意欲を引き出し、“悲しみ”を“強さ”へと変えるための教育機会を用意することです。」

安心して勉強できる環境を提供し、復興を担っていく未来のリーダーを育てる。そのためコラボ・スクールでは、基礎学力をつけるだけでなく、skypeでの英会話の授業や、生徒が自分自身で課題を見つけ解決していく活動も行われています。子どもたちへの豊かな「学び」の場の提供。次は、実際に私が見て感じたことをお話しします。

〇大槌コラボ・スクールで見た様子〇

子どもたちの学習の様子
大槌のコラボ・スクールに入るとすぐに見えるのは生徒たちの自習スペース。周りには英検や数検などの教材、学習に使うiPad等が置かれ、自分で学習が進められるような環境になっています。その他にも教室が多数あり、場合に応じて使っているそうです。
自習時間、生徒たちはそれぞれ集中して学習に取り組んでいました。必要に応じて近くのカタリバのスタッフさんがサポートに入るといった形で進められていました。

カタリバのスタッフさんと子どもたちの関わり
少しの時間でしたが、最も強く印象に残ったのはスタッフさんと子どもたちの関わりでした。
子どもたちはコラボ・スクールに来ると、その日あった出来事やその日勉強することなどをスタッフさんと話し始めます。お互いにいじったり、いじられたりして、仲の良い様子が伝わってくる居心地の良い場でした。
先生でも、友達でもない、ちょっとしたアドバイスをできるような関係性をカタリバさんは「ナナメの関係」と呼んでいます。今回は、そんな関係性を垣間見ることができました。

〇おわりに〇

コラボ・スクールは勉強する場であると同時に、子どもたちにとっての「居場所」でもあるのではないかと思います。そんな場は、スタッフさんのたくさんの想いによってつくられているのではないでしょうか。そして、子どもたちの想いによっても。このような場を自分の目で見ることができたのは非常に大きいです。カタリバのみなさん、本当にありがとうございました。

 

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