【関西教育フォーラム特集記事】家庭の現状と今後

11.19


こんにちは。関西教育フォーラム広報部の三澤です。

「学校」「塾」に引き続き「家庭」についての記事を投稿しました。

「学校×塾×家庭」に沿ってお届けした特集記事、楽しんでいただけたでしょうか。

フォーラム当日は質問も受け付けます。「教育」について考えるきっかけとしてください!

家庭の現状と今後

 家庭教育が学校や塾と明確に異なるのは、必ずしもすべての教育者(多くの場合保護者)が教育の専門家ではなく、教育を職とする人でもないということでしょう。

 しかし一方で、指導要領が存在する学校や学力を向上させることを目指す塾とは異なり、
家庭は子どもの様々な面に向き合いながらそれぞれの価値観で自由に子どもを育てることができます。
また生活能力や人格形成などの面でも大きな役割を担っています。

 現在の日本の家庭教育を取り巻く状況は、大きく変化しています。平成28年度の厚労省の調査によれば、児童(18歳未満で未婚の者)のいる世帯のうち、夫婦と未婚の子のみの世帯の割合は73.5%、そのほかに片親世帯は6.9%と核家族が圧倒的多数となっており、子どもの数も約80%の世帯が2人以下となっています。
さらに人口移動による地域コミュニティの衰弱も相まって、かつてのように近隣の人たちや親戚が子育てに協力してくれるといったことが少なくなり、都市でも地方でも一人の子どもの教育に関わる人の数が少なくなっています。

そうした厳しい状況の中で大切なのは、家庭で行うべきことと、外部教育機関に頼れる部分を選り分けたうえで、外部の教育機関との双方向的な”対話”を重視していくことではないでしょうか。

 

今、塾をはじめとする教育系企業は、個別指導や通信添削など様々な形態の教育を展開しています。学校も行政の支援や民間との協力の下で従来にはなかった教育の取り組みを行っています。さらに、行政や民間団体により、経済的に余裕のない家庭の子どもたちに教育機会を提供する取り組みも行われています。

 

一方でそうした外部教育機関は、私的なつきあいのあるかつての近隣の人々や親戚とは異なり、保護者との間に教育サービスの「与え手」「受け手」という関係が形成され、しばしば対等なコミュニケーションを困難にします。世間にあふれる教育機関の宣伝や子育てに関する様々な情報に、または教育関係者の言葉に、時に保護者は不安をあおられ、惑わされてしまうこともあるでしょう。

 

 子どもはそれぞれに特性や志向が異なり、各教育機関もまた方針や得意とすることが異なります。家庭と教育機関の対話がすすめば、子どもと教育機関のミスマッチは減り、子どもの伸びはより促進されるのではないでしょうか。

 

子どもの何を伸ばすのか、どのように伸ばすのか。

他の教育機関に頼りながらも任せきりにせず、意思の疎通を図っていく。

今回のフォーラムを、そうした対話を始めるきっかけにしませんか?

11月25日、京都大学でお待ちしています。

出典:平成28年国民生活基礎調査の概況(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/16.pdf
同:用語の定義
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21-yougo_h28.pdf


この他にもフォーラムの内容に関連した記事を随時公開しております。

これを読めばフォーラム内容をより深く知ることができ、当日がワクワクすること間違いなし!

関西教育フォーラム特集記事一覧

【関西教育フォーラムとは】

関西教育フォーラムとは、NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)関西学生事務局が京都大学の学園祭(通称「NF」)で開催しているイベントです。

「いじめ」や「教育格差」といった話題のテーマに関して、教育業界を中心に様々な分野からゲストをお招きし、講演やパネルディスカッションを行っています。昨年は「大学教育」をテーマにフォーラムを開催し、約600名の参加者にご来場いただきました。

関西教育フォーラムTwitter:https://twitter.com/kyoikuforum2018

関西教育フォーラム2018ホームページ:http://kyouikusaikou.jp/kanfo2018

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る